Books

サーミランドの宮沢賢治

管啓次郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560091531
ISBN 10 : 4560091536
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『銀河鉄道の夜』起筆100年記念出版! 北に憧れる宮沢賢治の魂と言葉を北極圏に連れて行く旅に出た詩人と音楽家が、ほんとうの幸いを探る辺境紀行。

【著者紹介】
管啓次郎 : 1958年生まれ。詩人、比較文学研究者。明治大学理工学部および同大学院〈総合芸術系〉教授。2011年から、古川日出男・柴田元幸・小島ケイタニーラブとともに朗読劇「銀河鉄道の夜」の活動を始める。2022年、同朗読劇が宮沢賢治賞奨励賞を受賞。2011年、『斜線の旅』で読売文学賞受賞

小島敬太 : 1980年生まれ。音楽家・作家・翻訳家。早稲田大学第一文学部卒業。シンガーソングライター「小島ケイタニーラブ」として、NHKみんなのうた「毛布の日」などを制作。2011年から古川日出男・柴田元幸・管啓次郎とともに朗読劇「銀河鉄道の夜」の活動を始め、出演および音楽監督を務める。2022年、同朗読劇が宮沢賢治賞奨励賞を受賞。東京新聞・中日新聞の書評コーナー〈海外文学の森へ〉、K‐MIX(静岡エフエム)のラジオ番組〈魔法の国の児童文学〉を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • おだまん

    番組名は失念してしまったけれど以前ポッドキャストで知った朗読劇を主宰される五人のうちのお二人が宮沢賢治を辿るサーミランド紀行。世界に果てはない、そこはその土地の世界なのだ。カレワラとも重なるフィンランドの先住民サーミランドとイーハトーブに思いを馳せる。

  • koba

    随所に宮沢賢治の世界観をちりばめたサーミランドへの旅。「銀河鉄道の夜」は北海道、樺太の旅行をベースに書かれているが、むしろ北欧の旅路の方が似合っているかしらん。死と魂、自然と共生…サーミ人の生き方、考え方は、アイヌ民族とも通底する。

  • ganesha

    銀河鉄道の夜の朗読劇をともにする58年生まれの詩人と80年生まれの音楽家のサーミランド紀行。現地の詩人やバスの運転手さんとのやりとり、「南のほうは濃密で生命力がうごめいている混沌の場所、北のほうは広大で荒涼としていて希薄で人がきわめて少ない清浄な場所という感じがするよね。すると死者たちがしずかにのびのびと存在をつづけるとしたら北か」など、最北の地での暮らしや対話を興味深く読了。バターたっぷりのずっしりクロワッサンも気になる。

  • Hanna

    宮沢賢治が、もっと北を目指すと言ったように、共著のお二人はもっともっと北へ。賢治の詩集を携えて、フィンランドへ。こういう旅もいいな。

  • Go Extreme

    フィンランド: 地理的背景ーラップランド=サーミ文化中心地 樺の木や凍った湖がサーミの生活に与える影響 サーミ文化ートナカイの飼育や狩猟、漁業 トナカイ肉やベリー類料理 宮沢賢治とサーミ文化: 賢治の影響ー自然との調和・サーミ文化と親和性 文化の交流ー賢治の作品がサーミ文化に影響・逆の影響考察 言語や伝統を通じた文化交流 体験の詳細: 旅行の記録ーサーミの人々との出会いや自然の美しさ オーロラ観賞や地元料理・地域住民との交流 教訓と感情ー自身の価値観や自然との関係を見直す機会 精神的な成長と新たな視点獲得

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items