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ISBN 10 : 4865283722
Content Description
世界の広大さと深みを再発見する仕事は、手つかずでぼくらに残されている。語学者ベケット、レヴィ=ストロースと夢、否定の騎士ペソア、グリッサンの渡り…。時代に先駆ける世界文学論、翻訳論を集成、新たにレベッカ・ソルニット論を収録。
目次 : 物語が祖だった/ 夢の鏡/ 存在と風/ トロピカル・ゴシップ/ 否定の騎士/ 鳥のように獣のように/ 鳥でもなく獣でもなく/ 翻訳人、新しいヨナたち/ 翻訳のドゥエンデ/ 破片と図柄/ スペインのように見えた、でもそこは/ フェルナンド・ペソアと連れだって/ オムニフォン/ 花、野、世 Flower Wilderness World/ 映像的ウォークアバウト/ サンゴ礁の勇気を弾ませる「哲学」/ 語学者ベケット/ トゥピへの転身/ 十和田奥入瀬ノート/ 写真的シャーマニズムについて/ エレメンタル
【著者紹介】
管啓次郎 : 1958年生まれ。詩人、比較文学研究者。明治大学大学院理工学研究科“総合芸術系”教授。1980年代にリオタール『こどもたちに語るポストモダン』、マトゥラーナとバレーラ『知恵の樹』の翻訳を発表。以後、仏・西・英語からの翻訳者として活動すると同時に批評的紀行文・エッセーを執筆する。2011年、『斜線の旅』にて読売文学賞受賞。2010年の第1詩集『Agend’Ars』以後、8冊の日本語詩集と1冊の英語詩集を刊行。20ヵ国以上の詩祭や大学で招待朗読をおこなってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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