差別と弾圧の事件史

筒井功

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309227788
ISBN 10 : 4309227783
フォーマット
出版社
発行年月
2019年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
筒井功 ,  
追加情報
:
207p;20

内容詳細

なぜ「洞」集落は父祖の地を追われなければならなかったのか。なぜ香川県から出てきた薬の行商人たちは惨殺されねばならなかったのか。歴史上、差別と被差別にかかわる十二の事件を検証する。

目次 : 周辺住民千余人が部落を襲う―群馬県・世良田村事件/ 警察が細民部落を焼き払う―大分県・的ヶ浜事件/ 朝鮮人と間違われて薬行商人が惨殺される―千葉県・福田村事件/ 「番人」の二つの受難―高知県・膏取り一揆と松本直吉事件/ 東北地方のキリシタン弾圧と隠れキリシタン―米沢、一関、会津の場合/ 賎視と闘った猿まわしの話―山梨県・猿引仙蔵一件/ 植民地での反乱と鎮圧が千余人の死をまねく―台湾・霧社事件/ 天皇陵と被差別部落―奈良県・洞部落移転の経緯/ 二人の死刑執行後に真犯人が現れる―東京・下谷の「サンカ」刑死事件/ 研究者と対象集団とのあいだ―北海道・アイヌ墓地の盗掘事件/ 幕末、大規模な解放闘争が起きていた―岡山県・渋染一揆/ 「模範的糾弾闘争」の虚実―京都府、オール・ロマンス事件

【著者紹介】
筒井功 : 1944年、高知市生まれ。民俗研究者。元・共同通信社記者。正史に登場しない非定住民の生態や民俗の調査・取材を続ける。第20回旅の文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • tellme0112 さん

    読むのがしんどかった。

  • 尾原道場 さん

    「差別と弾圧の事件史」筒井功 あとがき「これを引き起こしたのは、単なる差別意識というより群集心理ではなかったか」「ごく善良な地域住民が残虐な殺人者に一変してしまう。」今の嫌韓の流れに同じ物を感じる。著者は高知市出身。

  • turutaka さん

    歴史の片隅に葬られたような事件を丹念に調べ上げていて好感が持てる内容。 いつの時代でも差別はなくならない。 人類のOSにインストールされた基本的な資質なんだろうな。

  • hiroshi さん

    若干読むのがしんどかった。 ※文体が淡々としていて。差別解放関連の書はよく読む方だ。 総花的。 でもどれも史実としてあえて(?)生々しく扱っている。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品