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静かの海 あいいろの夏、うそつきの秋

筏田かつら

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784800261571
ISBN 10 : 4800261570
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2016
Japan

Content Description

内定を取り消され将来の不安に苛まれる大学生・行成と、引っ越してきたばかりで周りに馴染めずにいる小学生・マサキ。それぞれの悩みを抱えるふたりは、偶然知り合ったのち、近所に住む歳の離れた友人として徐々に親交を深めていく。しかし行成が「可愛らしい男の子」だとばかり思い込んでいたマサキは、実はれっきとした女の子だった。マサキはそのことを打ち明けられないまま行成に恋心を抱き始めてしまい…。現実にもがくふたりの、成長と小さな恋の物語。

【著者紹介】
筏田かつら : 千葉県出身。2011年より、「小説家になろう」にて『静かの海』を投稿開始(当時は沖縄に居住)。同作で第4回ネット小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やす

    献本で当たった本です。母子家庭、中学受験、学級での孤立、いじめ、小学生らしい恋愛、担任の先生との関係など、現代の小学生が抱えている問題が描かれていました。あどけない小学生のピュアな日常も素敵でした。瑠奈と愛実のやり取りも小学生の中では十分にありそうです。物語は、ハッピーエンドを迎えつつありますが、今後の真咲と行成、そして天久との関係がどう変化していくかも気になります。 お母さん、叔父さんを含めて、どうかみんなが幸せになりますように。

  • ぽぽ♪

    筏田さん初読みです。母子家庭でいい子であり続けた真咲が出会った大学生行成。男の子と勘違いさせたまま想いが募る真咲が可愛くて!嫌な子だと思っていた子達も徐々に仲間が増えて、本来の真咲の良さが出てきたのにはホッとしました。特に昴と真咲の関係がニマニマ。私的に行成よりもいい男になりそうな昴が一押しです。後編が楽しみです。

  • assam2005

    ふとしたことから小学6年生のマサキ(女の子)と大学生のユキナリが知り合い、マサキはユキナリに恋心を抱く。男の子だと思われたまま、想いを打ち明けることなく抱え込むマサキが可愛らしく、切ない。マサキの周りの人間関係も「今どきの小学生」っぽくて、その純粋さがとってもキレイ。まるで少女漫画の様でした。しかも、最終ページを見たら…「続く」ではないですか!続きも楽しみに待ちます〜!

  • ひなきち

    新年さっそく、素敵な本に出会えた。各エピソードが自然につながり、話もスムーズで読みやすく、つい一気読み。一回り歳上の大人の男性…への恋心に、感情移入しながら読んだ。思春期の頃を思い出しながら…。天久くんの存在は、この話をさらに面白くさせてるし、叔父さんの立ち位置も…すごく良い。たぶんそういうことなんだろうなぁ…切ないなぁ、と、深みのある恋愛小説にしている。今の小学生はこんなマセてるんか!と驚いたが、四角関係にニヤニヤ笑いは止まらず。さっそく次巻を読むのが待ちきれない!表紙のイラストも雰囲気にあっている。

  • kotono

    就職の内定を取り消された大学生行成と、転校してきたばかりの小学生マサキ。この2人が偶然出会い、友達となり夏休みを一緒に過ごすことになる。行成はマサキのことを男の子だと勘違いしているが、実はマサキは女の子であった。マサキは行成のことが好きになるが、本当のことが打ち明けられずもどかしい。しかし、本当のことを打ち明けたら行成はどう思うだろうという不安。マサキの複雑な感情が伝わってきて、切なく、胸が苦しい。でもそれでいて、透明感の溢れる爽やかさも感じた。この先2人の関係がどうなるのか、次巻も是非読みたい。

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