笑いの正解 東京喜劇と伊東四朗

笹山敬輔

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163918433
ISBN 10 : 4163918434
フォーマット
出版社
発行年月
2024年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
240p;19

内容詳細

粋にして骨太、スマートにして軽妙。伊東四朗、笑って笑って66年!てんぷくトリオ、電線音頭、笑ゥせぇるすまん、白河法皇、「おしん」の父親…etc.当代一の喜劇役者・伊東四朗の「むかし・いま・これから」。約百年に亘る“東京喜劇史”を軸に鮮やかに描き出す。本格的評伝。

目次 : 第1章 東京喜劇の現在―喜劇はお客さんの反応が舞台をつくります/ 第2章 軽演劇とストリップ小屋の原風景―みんなある意味いい加減で、ある意味必死だったんです/ 第3章 喜劇界のパラダイムシフト―井上(ひさし)さんのコントは難しくてね、人格がコロコロ変わるんですよ/ 第4章 「B級バラエティの王様」として疾走―藤田まことさんが私の目をのぞき込んで、“四朗ちゃん、あんた大丈夫か?”って本気で心配されました/ 第5章 笑ゥせぇるすまんから白河法皇まで―演技者・伊東四朗―まず目立とうと思わないことでしょうね/ 第6章 終わらない挑戦―笑いは最も時代を反映しているもので、時代とともに変わっていくんです

【著者紹介】
笹山敬輔 : 1979年富山県生まれ。演劇研究者。筑波大学大学院博士課程人文社会科学研究科文芸・言語専攻修了。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ぐうぐう さん

    てんぷくトリオはもとより、ベンジャミン伊東すらリアルタイムで経験していない若い著者ではあるが、前書『ドリフターズとその時代』が同じように『全員集合』に間に合わなかったもののとても丁寧に綴られた内容だったので警戒せずに読めて、またその安心感が実感としてページを捲るたびに押し寄せてもくる。前書が演劇史という視点からドリフを論じたように、本書も伊東四朗を東京喜劇の視点から考察しているのが最大の特徴だ。電線軍団のアナーキーなキャラから『伊東家の食卓』のお父さんキャラ、(つづく)

  • gtn さん

    伊東四朗といえば、「みごろ!たべごろ!笑いごろ!!」が初インプレッション。小松政夫との「電線音頭」は衝撃的で、小学校中、皆マネをした。「人の迷惑かえりみず、やってきました電線軍団」とのドナリは今も忘れない。ドリフにも欽ちゃんにもない狂気があった。その後、辛気臭い「おしん」等にも出演したが、彼は、"俳優"ではなく"喜劇人"。御年八十七。願わくば、"最後"の喜劇人にならないことを祈る。

  • hitotak さん

    三木のり平、三波伸介といった東京の喜劇人達との思い出、舞台やテレビでの活躍、更には俳優としてのキャリアなど、伊東四朗さんの60年を超える芸能人生が書かれている。舞台上での共演者との間合いの取り方や観客の反応で変わる演技、稽古前に脚本は全て頭に入れるなど、伊藤さんが長年培ってきた舞台哲学がいくつも語られ、その深い見識に感じ入った。著者は79年生まれで伊藤さんの存在を認識したのは俳優業の方だったというが、まるで見てきたように戦後の東京喜劇史が語られる。電線音頭とベンジャミン伊東の誕生、その終了までが興味深い。

  • Gen Kato さん

    よくぞ出してくれました、な伊東四朗本。もう、舐めるように読みました。舞台で観たことがないのが痛恨なんですが、TVや映画では追っています。シリアス演技も素晴らしいですが、この方がいるだけで駄目なコメディも立派な「喜劇」の一場面になるんですよね(どの映画かは自粛)。長生きしてください。舞台観たいなあ…

  • funkypunkyempty さん

    ★★★★★ “ベンジャミン伊東”が記憶の片隅にある幸せ

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品