ドリフターズとその時代 文春新書

笹山敬輔

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166613649
ISBN 10 : 4166613642
フォーマット
出版社
発行年月
2022年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
304p;18

内容詳細

視聴率五〇%を超えたお化け番組『全員集合』はどのようにして生まれたのか―。気鋭の研究者が、国民的グループ「ザ・ドリフターズ」を舞台・演劇の視点から読み解いた野心作。

目次 : 第1章 遅れてきた青年いかりや長介/ 第2章 天才・加藤茶誕生/ 第3章 『全員集合』スタートと志村けん/ 第4章 高木ブーと仲本工事の「居場所」/ 第5章 主役交代『全員集合』の栄枯盛衰/ 第6章 志村けん「喜劇王」への道

【著者紹介】
笹山敬輔 : 1979年、富山県生まれ。演劇研究者。筑波大学大学院博士課程人文社会科学研究科文芸・言語専攻修了。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kinkin さん

    彼らの「8時だよ、全員集合」は私の住んでいる田舎テレビ局では放送されていなかった。リアルでは見ていない。他の番組でいろいろなギャグを見て育った。当時の親(私の親)も含めて彼らのギャグはふざけすぎているという捉え方が大きかったのではないかと思う。クレージー・キャッツはその点スマートで洗練されていたと思う。ドリフメンバーの生い立ちやドリフのメンバーになった経歴が詳しい。レッキとしたミュージシャン経ちだ。彼らの芸名をつけたのはクレージーのハナ肇だとは知らなかった。残るメンバーも皆高齢。寂しいなあ。図書館本

  • fwhd8325 さん

    荒井注に代わって志村けんが加入したときのことはよく覚えています。とにかく、若い人が加入したことが強烈だった。クレイジーキャッツもそうだけど、テレビで活躍している人はみんな大人だった。そこにこの若い人が加入して大丈夫なのかと心配になったことを覚えています。それは杞憂だったのだが、志村けんが本当に活躍したのはドリフから離れてからだと思います。ここまでドリフを語った作品は初めてで、とても新鮮で、面白く読みました。この時代のことはもっと感想は語ることができるけれど、制限があるのでここまで。

  • へくとぱすかる さん

    ドリフは何よりもバンドであり、『全員集合』は最も成功した演劇。その主張は読めば納得できる。あの伝説の番組は、何度も危機を乗り越えながら16年続き、歳月を経た今もドリフは存続している。5人になる以前、全くメンバーの異なる時代のドリフターズから話が始まり、メンバーの個人史と、日本の戦後史がからんでいく。『全員集合』そのものは、今や配信やDVDで鑑賞できるようになっているが、子どもから大人まで同じ時間を共有して楽しめる世界は、もはや過去のものになってしまっている。その時代の記憶は、今こそ残しておくべきだろう。

  • kokada_jnet さん

    79年生まれの著者による喜劇史の空白を埋める、大力作評伝で、読み応えはあった。ただ自分の個人体験では、「全員集合」での前半の巨大なギミックセットを使った、肉体的な笑いはまだしも好きだったが。ボーヤから昇格した、志村の言語的ギャグが幼稚でうけつけられなかった。最終章での志村神話化にも、のれなかった(志村の性的ギャグは、本当に黒人音楽に影響うけているのかね)。最近、「志村の素を物まねする」芸人レッツゴーよしまささんが面白かったので、志村のコントをYoutubeで見てみたが、やはり自分にはあわないギャグだった。

  • ma-bo さん

    著者がはじめにで触れている様に、第三者によってドリフが本格的に論じられたことはないとの事。確かにそうかも。定期的に「ドリフ大爆笑」で見ることはあっても、5人が揃った「8時だョ!全員集合」が終わったのは確か私が小学生の時だったと思う。各メンバーの生い立ちから、メンバーになった経過、全員集合の立ち上げから全盛期、終焉。いかりやさんと志村さんを主としたメンバーとの関係性。様々な資料等を調べながら単なる事実を並べるだけでなく、6人(荒井注さん含め)の群像劇となっている。著者は40歳前半。良く調べたなあ。

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