Spring Has Come

2008 年鈴木惣一朗プロディースにより発表した１st アルバムが各方面で高い評価（ミュージックマガジンの批評で９点を付ける等）を得たシンガーソングライター SASAKLA（a.k.a.笹倉慎介）待望の２nd フルアルバム。



2011 年に発売のセッションアルバムから約２年、同年からはEテレ０６５５、２３５５のシンガーとしても活躍。同番組のオープニングソングを勤める細野晴臣や、真心ブラザース、小泉今日子らと共にお茶の間での認知度も確実に広めている。待望の２nd アルバムは１st アルバムから５年の歳月を得て、シンガーとしての魅力溢れるサウンドとともに、ティン・パン・アレーの一員として日本の
音楽シーンの礎とも言えるサウンドを作り上げて来たドラマー林立夫をゲストミュージシャンに迎え、新境地を切り開いた。ヴォーカルにコンプレッサー(圧縮装置)の処理をしていないサウンドが歌の抑揚をそのまま伝え、すべてがヴォーカルの為に存在するようなサウンドに仕上がっている。それでありながら各パートの存在感に耳を澄ませば、その演奏だけでも充分に楽しめるだろう。バンドメンバーの核には、細野晴臣バンドや星野源バンドでベースを勤める伊賀航、キャラバンのサポート等を勤めるギタリスト佐藤克彦、ワールドスタンダードのメンバーでもある鍵盤奏者 藤原マヒト等。アナログレコードを同時発売する意図は、もう一度音楽の楽しみ方をより豊かにしてもらいたいという願いが込められ、ダウンロード主体の音楽シーンに新しい価値観を投げかけている。アコースティックなサウンドをこのような解釈で豊かに表現したサウンドは、往年のミュージックファンだけではなく若い年齢層にも新しいサウンドとして受け入れられるだろう。そして現在の日本の音楽シーンにおいて、このシンガーソングライターの存在は異質であり、孤高でありながら開放的な雰囲気をも漂わせている。今作からシンガーソングライター名義を「SASAKLA」に改め、今後の世界展開も視野に入れた活動に入った音楽家の新作は、すでに各方面から名盤との呼び声も高い。

[レコーディングメンバー]
Drums 林 立夫 / 北山 ゆうこ Guitar 佐藤 克彦 Bass 伊賀 航 Piano 藤原 マヒト Conga Percussion 朝倉 真司 Cello 橋本 歩
Oboe tomoca Steelpan 原田 芳宏 Vocal Acoustic guitar 笹倉慎介
Recording ＆ Mixing Engineer 藤井 暁 笹倉 慎介 Mastering Engineer 小鐵 徹（JVC Mastering Center）

（メーカーインフォより）