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ISBN 10 : 406159785X
Content Description
「御身持宜しからず御慎しみあるべし」―主君の悪政・不行跡に対して家臣団が執る最後の手段「押込」。君臣間の上下秩序が絶対の近世武家社会において、遊蕩・大酒あるいは専制に走る主君は、家臣にとって憂慮すべき存在であった。御家の永遠性への忠義からなされる主君強制隠居の内談、実行、幕府側の処置の論理など、主君廃立の隠された慣行を明らかにする。
目次 : 第1章 阿波蜂須賀家の君臣抗争(蜂須賀家の政治体制/ 諌言/ 呪詛/ 押込/ 幕命)/ 第2章 諸大名家の「押込」事件(宝暦年間の三つの「押込」事件/ 主君「押込」慣行の形成)/ 第3章 「押込」慣行の構造(主君「押込」慣行の形式/ 主君「押込」慣行と近世的秩序)/ 第4章 近世の国制(主従制と身分階層制/ 近世官僚制と政治的意思決定の構造/ 近世の封禄制と地方知行制/ 君臣秩序とその思想)
【著者紹介】
笠谷和比古著 : 1949年生。京都大学文学部卒業。文学博士。国際日本文化研究センター教授。専攻、日本近世史・武家社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ころこ
読了日:2020/11/04
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読了日:2022/10/19
伊達者
読了日:2023/04/25
ã‘ã‚“ã—
読了日:2020/06/28
おかポン
読了日:2013/12/23
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