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笠原和夫傑作選 仁義なき戦い 実録映画篇

笠原和夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784336063106
ISBN 10 : 4336063109
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2018
Japan

Content Description

実録映画篇として『仁義なき戦い』四部作ほか、未映画化の問題作『実録・共産党』『沖縄進撃作戦』を収録。

【著者紹介】
笠原和夫 : 昭和2年(1927)東京生まれ。新潟県長岡中学を卒業後、海軍特別幹部練習生となり、大竹海兵団に入団。復員後、様々な職につき、昭和29年東映株式会社宣伝部に常勤嘱託として採用される。昭和33年、脚本家デビュー。美空ひばりの主演作や時代劇、『日本侠客伝』シリーズ、『博奕打ち総長賭博』をはじめとする任侠映画、『日本暗殺秘録』、『仁義なき戦い』四部作、『二百三高地』、『大日本帝国』、『226』等を執筆。平成14年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • アナーキー靴下

    『攻殻機動隊』を読んでリアルさに興味を持ったが、他にリアル風作品って何かあったかなと考えてみるも、かろうじて浮かんだのは『踊る大捜査線』…で、Wikipediaで調べたところ「『踊る』は半分『仁義なき戦い』なんです」とのプロデューサーの言葉。俄然興味が湧き、映画『仁義なき戦い』シリーズ一通り観たうえで、本書も読んだ。内容は脚本そのものなのでおさらいに近いけれど、挟み込み別紙の著者ご本人談にズバリなことが書いてあった。「このリアリティという言葉が曖昧模糊としたもので、私にとってリアリティがある話でも

  • HANA

    BGMは当然ながらあの曲で。本書には「仁義なき戦い」四部作を含む実録物が収録されている。脚本を読んでいるだけでもかつて見たあの場面やこの場面が、脳裏に浮かんでくるようでもある。自分が生まれるより遥か前の作品であるが、読んでいると映画館の暗闇に独特の背徳感があった時代や、邦画がまだ熱を持っていた時代にも想いを馳せることが出来るなあ。勧善懲悪を一作で過去の物とした「仁義なき戦い」はまごう事なき傑作だけど、残りの収録作も時代を感じさせながらも、引き込まれるようなパワーを持っている。映画版も又見てみようと思う。

  • ぐうぐう

    『笠原和夫傑作選』第一回配本である二巻は、『仁義なき戦い』四部作を含む実録映画を収録している。『仁義なき戦い』は深作欣二の革新的な演出がクローズアップされることが多いが、脚本の段階ですでに尋常ならざる熱を放出していることがよく理解できる。実録と言うからには、元になった出来事があり、笠原は丹念に当事者達に取材してはいるものの、事実の凄みに負けじと生み出された渾身のセリフが『仁義なき戦い』の支柱となっている。(つづく)

  • Hiroki Nishizumi

    映画にも圧倒されたが、このシナリオにも打ちのめされそうだ

  • Hisashi Tokunaga

    8月6日を前に、広島を知っておくための一冊。飯干氏の原作を脚色した映画台本。広島方言を昭和20年〜30年代の若者、やくざ者がどのようなアクセントで喋ったかは文字面では見えない。映画化に際しての裏話は伊藤彰彦の解説が楽しめる。柚月氏の小説が仁義なき戦いを彷彿させるのは広島ヤクザ世界の独特のローカル規範が共通に醸す土着性?方言語り口にあるようだ。本作品で東映やくざ映画は一変したとの見方は正しい。ヤクザ世界が一変しただけでなく、観客のヤクザ感がすでに変化していたからだ。

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