日中全面戦争と海軍 パナイ号事件の真相

笠原十九司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784250970283
ISBN 10 : 4250970280
フォーマット
出版社
発行年月
1997年08月
日本
追加情報
:
20cm,341p

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読書メーターレビュー

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  • 風見草 さん

    本書は、パナイ号事件を通して、日中戦争初期の海軍の積極性を明らかにします。盧溝橋前年の「出雲」水兵射殺事件に際し、軍令部は早くも対中爆撃を起案した。最終的には、陸軍があくまで上海限定を意図しで上海゙派遣軍を編組した当日の、海軍による南京爆撃実施となった。背景として、陸軍に倣った戦争実績による海軍の予算拡大の狙い、国際感覚の欠如などを指摘する。この中で、海軍により中国兵を匿ってると誤認されたパナイ号の撃沈事件が生じた。海軍もまた、予算拡大のために後先考えずに日中戦争拡大に走ったのには驚くばかりです。

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笠原十九司

1944年群馬県に生まれる。東京教育大学大学院修士課程文学研究科中退。学術博士(東京大学)。専攻―中国近現代史。現在―都留文科大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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