Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• よっち

  読了日：2023/03/03

  フェンド連邦での激闘の後、『灯』に与えられた十四日間の休暇。離島でバカンスを楽しむ少女たちに、クラウスは「最終日前日まで、全員集合してはならない」という謎の指令を下す第九弾。島に伝わる大海賊の伝説、呪われた殺人事件、そしてクラウスの許嫁を名乗る少女との出会い。休日を満喫して散り散りに動いた十三日間の記憶を繋ぎ合わせて、消えた仲間の行方を追う展開でしたが、あっけらかんとしているように見える彼女の新たな一面が垣間見えましたね。新たに課された任務で彼女たちがどんな活躍を見せてくれるのか、今後の展開が楽しみです。

• オセロ

  読了日：2023/01/22

  新章開幕！ フェンド連邦での激闘の傷を癒す為にリゾート地での小休憩を取ることにした「灯」の少女達。そんな少女達に告げられたクラウスの謎の指令と「灯」のある少女の意図が絡み合い、束の間のバカンスは思わぬ方向へと向かうことに…。 大海賊の伝説、謎の殺人事件、クラウスの許嫁を名乗る少女。3グループに分かれてそれぞれの真実を探る彼女達の行動が積み重ねって見えてくる真実と、裏で糸を引いていた少女の暗躍には驚かされました。 そうして暁闇計画の全貌を暴く為に、今までとは違う形で動き出した「灯」の活躍が楽しみです。

• しゃお

  読了日：2023/02/28

  3rdシーズンに入る前の繋ぎとなるバカンス回。三つの視点で描かれる物語、なんといっても〈バカ三人組〉が繰り広げる海賊編には爆笑。思わず声に出して笑ってしまうけれど、この海賊編が他の視点で描かれていた事を回収していくので、その様が爽快。〈灯〉メンバーがより強く、そしてより結束していくための課外授業が始まるにあたり、アネットの恐ろしさとエルナの成長ぶりが今後の展開を期待させます。またティアの覚悟やサラの成長、グレーテの覚悟も胸に響きました。

• ミャロ

  読了日：2023/03/14

  ※kindle シリーズ９作目。激闘が明け休息を兼ねたリゾート地での物語。自由奔放なアネットの動向を探るためメンバーそれぞれの過ごし方を振り返り徐々に色々なことが明らかになっていくのが良かった。短編集(3作目)を先に読んだためアネットの心情がより伝わった。ティアの悲劇は、犯人を考えるまでもなかったww

• 真白優樹

  読了日：2023/01/30

  激闘を終え観光地でバカンスする中、騒動と事件が繋がる中で新たな任務が告げられる今巻。―――離別と孤独、その先に見出せ、世界の行く末。　小休止と言わんばかりのドタバタが繰り広げられ、それぞれの場所での出来事が群像劇的に繋がる巻であり、それぞれの場所に散らばる戦いが始まる、新しい始まりの巻である。最強と呼ばれるスパイのいる国に潜んだエルナとアネット。タイムリミットは、世界恐慌が始まるまで。果たして仲間の協力もクラウスの援護も得られぬ中、二人は革命を起こせるのか。騒動のその先とは。 次巻も勿論楽しみである。

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