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山上宗二記 現代語でさらりと読む茶の古典

竹内順一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784473037879
ISBN 10 : 4473037878
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『山上宗二記』とは利休の弟子山上宗二が書いた、利休時代の名物道具212点の所在リストである。そのすべてに宗二は「目聞(道具選択)」の根拠を記して伝授した。自らの書き物を残さなかった利休の道具観を体現する書として書き継がれ、写本の数六十種弱にのぼる茶の古典である。

目次 : 山上宗二記とは何か?/ 山上宗二記 現代語訳(茶の湯の起源/ 大壺の次第/ 石/ 天目台/ 天目の事/ 茶碗の事/ 茶杓/ 硯/ 名物の釜の数/ 名物の水指 ほか)/ 山上宗二記について

【著者紹介】
竹内順一 : 1941年、神奈川県生まれ。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。専門は日本工芸史、茶道美術史。五島美術館学芸部長、東京藝術大学教授、茨城県陶芸美術館長、松本市美術館長、永青文庫館長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 夜間飛行

    名物の選定と評を中心にして、茶の湯の起源、作法や心得についても述べている。評の部分は、形、見所、所有者、値、来歴、逸話などを紹介する。美しさと実用性に加えて、道具の価値を茶の湯という体系の中に置いて評価する所に室町文化の流れがある。一方、大名の道具と数寄者の道具で基準を分ける所や、瀟湘八景図の風流好みを当世風でないといって評価しない所などは、利休と宗二の侘び℃u向だろうか。散見される「別途口伝にて」は、その先を知りたければ教授料を頂くという意味らしい。秘伝の難しさはなく、初心者にもわかる実用の書だった。

  • ohmi_jin

    仕事の参考になった。肝心なことは文章という形でものに残さず、対価=お金をちゃんともらって口頭で伝える。コンサルタントとしてためになった。

  • はれ

    織田信長から豊臣秀吉くらいの時代の小説にしばしば登場する茶の湯関連の道具や人物がわかりやすい言葉で記されています。そもそも、山上宗二という人も、その時代の登場人物ですが、こういうものを残したのは、茶の湯への愛着?栄誉?お金?自分の足跡?少なくとも公務ではない。この人のエネルギーのおかげで、当時のことを想像する手がかりをいただけます。

  • 知降 星人

    すべての事象が師匠になると覚悟すること。

  • Tsuchi(TSUCHITANI.K)

    「別途口伝にて」常套句 鳥居引拙 しらんかった

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