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竹久夢二

竹久夢二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784106015533
ISBN 10 : 4106015536
Format
Books
Publisher
Release Date
October/1996
Japan

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 作品、解説、年表というスタイルで編集された小さなサイズの作品集。表紙の絵も黒猫を抱いてるけれど、個人的には大正8年作の「黒船屋」という、黒猫を抱いた辛子色の和服姿の美人画のほうが月並みながら昔から好きだ。ちなみにその絵のレプリカを高校生の時に買おうとしたら当時25万円で、ギャラリーの人から「お値打ち価格ですよ」と言われたのだが、結局買わなかった事なんか思い出した(^^;あと、「カフェ・ドンタクの看板図案」・・三角の中に目が描かれており、それはまるでフリーメイソンのあのマークにそっくりでびっくりした。

  • oz

    初読。竹久夢二(1884〜1934)は独学で絵を学び、複製技術が向上した大正期にデザインやイラストで絶大な人気を博した。異国情緒あるエキゾチックな女性画は大正ロマンを代表するとされ、娼婦や芸妓などといったアンダーグラウンドな世界で生きる女性も好んで画題にした。大衆人気の一方で所属を望んだ中央画壇からは黙殺に近い扱いを受け、正統な画家とは生涯認められなかった。夢二が美術史の中で論じられる機会が得られたのも60年代に入っていからで、特に広告図案などに見られる前衛的デザインの先駆性などで注目されている。

  • ふみすむ

    大正浪漫という言葉には惹かれるものがあるけれども、イメージできるものといったら中山晋平作曲の歌かアニメ『大正野球娘。』か、プレイしたことはないけれどゲーム『サクラ大戦』くらいだったので、「ホンモノ」の大正時代の文化を知ろうと、手始めに竹久夢二の絵を見てみることにした。 ほとんどの絵に女性が描かれているが、性的で地下的な世界を捉えようとした1910年代後半の思潮もあって、ときおり芸妓や娼婦が主題にされている。どこか切なげな眼差しや愁いを差した表情、柳のようにたおやかな佇まいで、いずれもロマンチックだ。

  • 双海(ふたみ)

    「秋のいこい」「黒船屋」「逢状」「遠山に寄す」「光れる水」「ギヤマン問屋の夏」が好き。

  • 志保

    女の人の黄色い着物と表情と黒猫が好き。黒船屋

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