戦士ジャンヌ・ダルクの炎上と復活

竹下節子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784560082959
ISBN 10 : 4560082952
フォーマット
出版社
発行年月
2013年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
253p;20

内容詳細

火刑台の炎と消えたジャンヌは四〇〇年の歴史の闇を切り裂いて復活し、ヨーロッパの「普遍」という理念を懸けた戦場に立つ。聖俗を超えた少女のカリスマとその同時代性を明らかにする快著。

目次 : 序章 ジャンヌをめぐる記憶の更新と変容(生誕六〇〇年祭/ オルレアンの熱狂 ほか)/ 第1章 英仏の戦いとナショナリズムの萌芽(日本人が知らない英仏関係の実態/ 中世における英仏の確執 ほか)/ 第2章 ジェンダーの戦い(戦う女性たち/ 「小斧」ジャンヌ ほか)/ 第3章 宗教と政治の戦い(ジャンヌの聞いた「声」/ 「声」の謎と真の奇跡 ほか)/ 終章 お告げを聞いた二人の少女(ジャン・アヌイ『ひばり』/ 聖母マリアの場合 ほか)

【著者紹介】
竹下節子 : 比較文化史家・バロック音楽奏者。1976年よりフランス在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • nino3 さん

    ジャンヌ・ダルクについてはドラマチックに脚色された断片の印象しかなかったので、時代背景やもう少し詳しい生涯について知りたいと思った。この本は、彼女の生涯というより、同時代やその後の扱われ方、喧伝のされ方、政治的利用などについてほとんどの頁をさいている。それでも大まかな彼女の生涯とその時代背景は書かれている。キリスト教的世界のものの考え方はなかなか理解しがたい。西欧の国々の入り組んだ歴史も同様。あとがきを読んで、自分は「小さな人生で自分だけ無難に逃げ切る」人でいいやと思った。

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竹下節子

比較文化史家・バロック音楽奏者。東京大学大学院比較文学比較文化修士課程修了。同博士課程、パリ大学比較文学博士課程を経て、高等研究所でカトリック史・エゾテリズム史を修める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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