君がいる場所、そこがソニーだ ソニーを去った異端たちの夢 文春新書

立石泰則

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166610686
ISBN 10 : 4166610686
フォーマット
出版社
発行年月
2016年03月
日本
追加情報
:
208p;18

内容詳細

誰もやらないことをやる―今のソニーが失ったソニースピリットがこんなところで花開いていた!創業者、井深大・盛田昭夫のDNAを受け継いだソニーOBたちの驚くべき五つの挑戦を訪ね歩く。

目次 : 第1章 日下部進とクアドラック(我々の生活を変えたFeliCa/ はじまりは宅配小包仕分けの「無線タグ」 ほか)/ 第2章 近藤哲二郎とアイキューブド研究所(ハイビジョンテレビを変えたDRCの開発/ 他人のやらないことをやりたい ほか)/ 第3章 天貝佐登史とモフィリア(「五反田シリコンバレー」の長男格/ AIBOの責任者としての苦悩 ほか)/ 第4章 大木充&林和義とヴォバイルジャパン(「はい、モバイルの林です」/ 盛田昭夫から引き継いだソニーのDNA ほか)/ 第5章 ソニーショップ「コール徳島店」(「お客様」を選別する/ 「ざけんじゃねぇよっ!んなもん、食っていけねぇよ」 ほか)

【著者紹介】
立石泰則 : ノンフィクション作家・ジャーナリスト。1950年北九州市生まれ。中央大学大学院修了。経済誌編集者や週刊誌記者などを経て、1988年に独立。1993年に『覇者の誤算日米コンピュータ戦争の40年(上・下)』(日本経済新聞社)で第15回講談社ノンフィクション賞受賞。2000年に『魔術師三原脩と西鉄ライオンズ』(文藝春秋)でミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • hatayan さん

    企業ルポを得意とする立石泰則氏のスピンオフ作品。ものづくりを探求するためにソニーを飛び出し起業した元社員を複数紹介。 興味を引くのは非接触ICカードの開発者の章。JRの自動改札への導入を80年代から企むも一旦挫折。社内でも紆余曲折を経て10年後の機器更新で捲土重来を果たします。キャッシュレス決済のカードの規格であるFelicaは元ソニー社員の日下部進氏が基礎を築いたものでした。 「技術の高さは、年輪と同じで何回自分を否定したか」という言葉を映像技術のプロである近藤哲二郎氏から引き出しているのも良いです。

  • Tadashi_N さん

    SONYロゴに輝きがあった頃は過去のことらしく、新事業の担い手がどんどんいなくなる。

  • いのふみ さん

    ソニーは腕利きの職人集団なのに、技術を軽視したために、職人たちの流出を食い止めることができなかった。職人たちはベンチャー等へ分散していくが、その生き方こそがソニースピリットなのである。ソニーを去った者らがソニーのスピリットを持っていた、という逆説。魂はこの社会のどこかに生きている。

  • ラムネ さん

    異端とは本流ではないことでもある。ソニーはかつて、オーディオ・ビジュアルに特化し、家電業界に斬新な風穴を開けた。けれど大きくなりすぎたソニーは、異端であることが難しくなったのかもしれない。腐敗した権力に立ち向かう颯爽とした青年が、革命成し遂げて権力を握った途端、自らも堕落していくように。 異端とは小さく弱く、同時に鋭い状態でしか成立しないのかもしれない。ソニーを飛び出してベンチャーに身を投じた者たちが、ソニーらしくあるのは、ある意味で当然のことなのかもしれない。それは寂しく、一方で頼もしいことだ。

  • 130 さん

    古き良きソニーが書かれた本。安定を求めてソニーに入った人の割合が多くなった今のソニーはイノベーションを起こせるのだろうか?利益の殆どは金融部門が稼ぐソニーは何なんだろう。

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立石泰則

ノンフィクション作家・ジャーナリスト。1950年福岡県北九州市生まれ。中央大学大学院法学研究科修士課程修了。「週刊文春」記者等を経て、1988年に独立。92年に『覇者の誤算―日米コンピュータ戦争の40年』(日本経済新聞社)で第15回講談社ノンフィクション賞を受賞。2000年に『魔術師―三原脩と西鉄ラ

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