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図説スペインの歴史 ふくろうの本

立石博高

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309763163
ISBN 10 : 4309763162
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

多様な民族と文化の坩堝。ローマ帝国、西ゴート王国、アンダルスの栄華、レコンキスタ、「太陽の沈まぬ帝国」、内戦、フランコの独裁…。東西南北で変化に富む自然環境と、その地政学的位置に大きく左右されてきた栄光、没落、再生の歴史を多数図版と共に描き出した、スペイン史決定版。

目次 : ローマとヒスパニア/ 西ゴート王国の時代/ アンダルスの時代/ キリスト教諸王国の発展/ スペイン帝国の幕開けと興隆/ スペイン帝国の陰り/ ブルボン王朝と啓蒙改革/ 革命と反革命の時代/ ブルボン王朝の復古体制/ 第二共和政とスペイン内戦/ フランコ独裁体制/ 体制移行と民主主義のスペイン

【著者紹介】
立石博高 : 1951年生まれ。東京外国語大学名誉教授。専攻はスペイン近代史

黒田祐我 : 1980年生まれ。神奈川大学外国語学部教授。専攻はスペイン中世史・西地中海交流史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Nat

    図書館本。今年の夏のスペイン旅行の復習に。資料が多く通史の理解に役立つ本だった。旅行前にも予習して行ったつもりだったけど、実際に行ってみると、もっと調べておけば良かったなと思うことが沢山あった。世界史や地理、学生の時は苦手だったことが、もっと知りたくなった。実際に体験することで興味が広がるから、若者が内向きにならず、海外に行って沢山学べるといいなと思う今日この頃。

  • ジュンジュン

    「スペイン史10講」「情熱でたどるスペイン史」に次いで3冊目の通史で、ようやく理解が追い付いてきた。ヨーロッパの辺境にしてイスラームと交わる所、地中海世界の西端にして大西洋への入り口。地政学的環境がスペインの歴史を彩ってきた。太陽はいつだって辺境から昇る。民族や宗教の対立を未だ克服できない現在、多文化共生社会を目指すスペインから陽はまた昇るのだろうか?

  • 中島直人

    (図書館)読了

  • Fumitaka

    スペインという地域が、様々な要素が重層的に混在する世界であり、「情熱的な〜」とか「特異なスペイン」といったイメージ(p. 4)、あるいはフランコが主張したような«raza»(「民族」「種族」。まあ字面からして“race”とか„Rasse“とか«рас»であろう。p. 106, p. 126)で一括できる場所ではなく、さながら21世紀のヨーロッパそのもののように「多様性の中の統一」(p. 8)が求められる場であることを、まさに一つの通史を通じて描き出していく。

  • kaz

    スペイン絵画を通じてスペインの歴史も何となく知ってはいたが、改めてスペインの歴史という観点から眺めてみるのも、絵画史を理解するうえで役に立つ。小さいのが残念だが、ビジュアル資料も楽しめる。図書館の内容紹介は『ローマ帝国、アンダルスの栄華、レコンキスタ、内戦、フランコの独裁…。東西南北で変化に富む自然環境と、その地政学的位置に大きく左右されてきたスペインの栄光、没落、再生の歴史を、豊富な図版とともに描きだす』。

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