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死と生の仏教哲学 親鸞と空海をよむ

Musashi Tachikawa

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784047037175
ISBN 10 : 4047037176
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2023
Japan

Content Description

生まれると同時に、誰もが死への旅を歩み始める。誕生・成長・消滅の逃れられないサイクルには、いかなる意味があるのか。阿弥陀仏の存在を通じ、生死を超越する静寂としての「浄土」をみた親鸞『正信偈』。「空」という自己否定の思想により、世界が大日如来の身体として聖化されることを説いた空海『即身成仏義』。自らの老いと死、身近な人の死、留まることのない時間を冷徹に見つめ、日本仏教の礎を築いた二大巨人と対話する仏教哲学。

目次 : 第1章 インド思想から日本仏教へ/ 第2章 日本仏教の二つの典型―親鸞と空海/ 第3章 生命の意味と他者の存在/ 第4章 親鸞『正信偈』を読む―死と浄土(第一段 無量の光明と寿命/ 第二段 法蔵菩薩の修行の始まり/ 第三段 法蔵菩薩の修行の成就/ 第四段 釈迦の教え/ 第五段 浄土教の歴史)/ 第5章 空海『即身成仏義』を読む―世界の聖化(即身成仏とは何か/ 第一頌第一句 世界の構成要素/ 第一頌第一句 諸要素と身体/ 第一頌第二句 世界とマンダラ/ 第一頌第三、四句 仏と衆生/ 第二頌 成仏)/ 終章

【著者紹介】
立川武蔵 : 1942年、名古屋生まれ。国立民族学博物館名誉教授。名古屋大学文学部卒業。同大学大学院博士課程中退後、ハーバード大学大学院にてPh.D.取得。文学博士。仏教学とインド学を専門とし、2001年に中村元東方学術賞受賞、08年に紫綬褒章、15年に瑞宝中綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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