マイナンバーカードの「利活用」と自治 主権者置き去りの「マイナ保険証」「市民カード」化

稲葉一将

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784880377582
ISBN 10 : 4880377589
フォーマット
出版社
発行年月
2023年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
138p;21

内容詳細

健康保険証、図書館カードや交通パス、各種資格証明書などとマイナンバーカードとの紐づけが進みつつある。分散管理されてきた個人情報が1枚のカードに集約され二次利用されると考えた場合、私たち国民の個人情報は守られるのか。第1部では、マイナンバーカード取得「義務化」の実験場とされている医療の実際をとらえ、保険者である自治体の役割を問い直す。第II部では、マイナンバーカードの図書館カード利用や、国のデジタル化「先進」事業と位置づけられている自治体の事例から、地方自治における「市民カード」化の意味と問題点を問う。

【著者紹介】
稲葉一将 : 名古屋大学大学院法学研究科教授

岡田章宏 : 神戸大学名誉教授、兵庫県自治体問題研究所理事長

門脇美恵 : 広島修道大学法学部教授

神田敏史 : 神奈川自治労連執行委員

長谷川薫 : 前橋市議会議員

松山洋 : 全国保険医団体連合会事務局主幹

森脇ひさき : 岡山県議会議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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