Product Details
ISBN 10 : 4065407869
Content Description
我々の日常は「知財」でできている。 普段から使用している服や靴、机やいす、テレビやスマホのほか、街中にあるビルやモニュメント、そして、ひっきりなしに目に飛び込んでくる文字、画像、映像、なにげなく耳に入ってくる音楽など、「知財」でできているものは無数にある。
いきなり「知財」という言葉を使ったが、これは正しくは「知的財産」または「知的財産権」の略称である。ざっくり言えば、「知的財産」とは、「人間の知的活動によって生み出された財産的な価値を持つ情報」などのことであり、「知的財産」に関する権利が「知的財産権」である。日常には「知財」があふれているが、なぜかしら我々が「知財」という存在を身近に感じる機会はあまり多くはない。その理由は単純で、「知財」とは、先ほど例示したそれ自体ではなく、そこに含まれるアイデアや表現といった形のない情報のことだからである。
高度情報化社会において、知財を制するものは、世界を制すると言われる。GoogleしかりAppleしかり、Microsoftしかり、OpenAIしかりである。世界の最先端を走る企業は、知財部門においても最先端を走る。生成AIの登場によって、伝統的な知財の概念は大きく揺さぶられており、新たなる秩序が形成されつつある。こうした「知財・激動の時代」は往々にしてトラブルが起きやすい。何がセーフで何がアウトになるのか、知財啓発の第一人者が豊富なケーススタディを通じて、実践的な知識を解説する・
【著者紹介】
稲穂健市 : 東京都生まれ。東北大学研究推進・支援機構リサーチ・マネジメントセンター特任教授、弁理士、米国公認会計士(デラウェア州Certificate)、内閣府上席科学技術政策フェロー。横浜国立大学大学院工学研究科博士前期課程修了後、大手電気機器メーカーの知的財産部門、米国カリフォルニア州にある研究開発拠点などを経て、東北大学に着任。産学連携の取り組みにより内閣府「第5回日本オープンイノベーション大賞」選考委員会特別賞を受賞。知財を楽しくわかりやすく伝える知財啓発の第一人者。科学技術ジャーナリスト(筆名:稲森健太郎)としての著作も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
パトラッシュ
読了日:2025/10/01
あおでん@やさどく管理人
読了日:2025/12/13
ろべると
読了日:2025/10/18
MOCCO
読了日:2025/09/17
Yuki2018
読了日:2025/11/29
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

