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稲盛和夫の哲学人は何のために生きるのか

Kazuo Inamori

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569579962
ISBN 10 : 4569579965
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
July/2003
Japan

Content Description

人は何のために生きるのか?この問いに対して著者はこう答えています。「人は自ら存在価値を生み出し、地球や人類に貢献するために生きるのだ」と。「だからこそ人間はそれにふさわしい生き方、考え方をしなければいけない」と語っています。本書は一代で京セラを世界企業にした著者が、真摯に生きる人々に向けて贈る稲盛流人生哲学の書。

目次 : 人間の存在と生きる価値について/ 宇宙について/ 意識について/ 創造主について/ 欲望について/ 意識体と魂について/ 科学について/ 人間の本性について/ 自由について/ 若者の犯罪について〔ほか〕

【著者紹介】
稲盛和夫 : 1932年生まれ。鹿児島大学工学部卒業。59年京都セラミック株式会社(現京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長を務める。また84年には第二電電(現KDDI)を設立、会長に就任。2001年より最高顧問。一方、84年には稲盛財団を設立すると同時に「京都賞」を創設。毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった人々を顕彰している。他にも、若手経営者が集まる経営塾「盛和塾」の塾長として、経営者の育成に心血を注ぐ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • やすらぎ

    自らの心を高め続ける必要性を痛感する。哲学…人間は考え、自らを磨くことができる存在。しかし、自然を征服し地球上の他の存在を踏みにじる。争いに明け暮れることもできる。そういう二面性がある。知恵、理性、精神作用の質を求めること。人生は心を高めるプロセス。少しずつ、叡知を自覚する人が増えている。これは人類にとって非常によい傾向である。…精進、忍耐、謙虚。善きことを思う。さすれば必ず人生も好転していく。本当に大切なことは、何度心に刻んでも忘れてしまうもの。繰り返し思い出し、毎日心がけることで全うすることができる。

  • ハッシー

    ★★★★☆ 偉大な経営者はぶれない軸を持っている。それが哲学なんだと思う。その哲学に触れたくて読んだ。著者の人生観の基礎には仏教がある。いつも仏教の本を持ち歩き、暇があれば読んでいるそうだ。人間性を高め、素晴らしい人格を身につけることが人生の本当の目的なのだと説く。心に刻んだのは、個人的な志ではなく、自分を離れたところに意義を置く大義名分があるときに、勇気は奮い起こされるということ。大きな目標にチャレンジするときには、自分を鼓舞するために大義を打ち立てなければいけないということは忘れないようにしたい。

  • オザマチ

    伝説となった経営者の根っこにある考え方

  • 定年(還暦)の雨巫女。

    《私‐図書館》大企業の経営者の方が、書いた本じゃなく、お坊さんの書かれた本みたいと思ったら、在家のまま得度されてたとは、知りませんでした。

  • myao

    ★★★★再読。稲盛和夫さんと松下幸之助さんの本にはいつも助けられた。理不尽なことで怒られたり、バカな上司にキレそうになったり、倫理的におかしなことをやらされたり。勿論その逆もある。自己嫌悪に陥ることもある。働いているといろいろある。「きちんとした大人になろう」と襟を正してくれる人たち。また明日も頑張ろう。

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