キッチンが呼んでる!

稲田俊輔

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784093866613
ISBN 10 : 4093866619
フォーマット
出版社
発行年月
2022年11月
日本
追加情報
:
208p;19

内容詳細

三年ぶりの一人暮らし、調味料を厳選し、調理器具を買い足しながら、「食べること」を追究する「わたし」の27日間。おいしくってためになる、フードラブ・ストーリー。ナチュラルボーン食いしん坊の初小説!

目次 : 3日目のオーブントースター/ 4日目の炊飯器/ 5日目の小鍋とフライパン/ 6日目の電子レンジ/ 7日目のサラダバー/ 8日目の味噌/ 1日目のウーバーイーツ/ 9日目のパクチー/ 10日目のクミン/ 11日目のおだし〔ほか〕

【著者紹介】
稲田俊輔 : 料理人・飲食店プロデューサー。鹿児島県生まれ。京都大学卒業後、飲料メーカー勤務を経て円相フードサービスの設立に参加。和食、ビストロ、インド料理など、幅広いジャンルの飲食店の展開に従事。2011年、東京駅八重洲地下街に南インド料理店「エリックサウス」を開店、複数の業態の店舗を持つ人気店に。さまざまな角度から食を探求する書き手としても活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • アナーキー靴下 さん

    自分が食いしん坊だからか凄く良かった! 同棲を解消して一人暮らしを始めた女性の食日記的小説で、温かく自然体、ホッとする読後感。こだわりの強さも見せるが決して偏食的ではなく、軸のブレなさや堅実さに繋がっていて、日々の食事で自身の生活をプロデュースしているように思える。食べ物についての語りは共感の嵐、ウーバーのタイ料理の話に至っては大爆笑。「普通の人はごはんを食べながらごはん以外の話ばっかりするのよ」は言われてみれば確かに。食の話題は実はとてもセンシティブなもので、相手との親密度を示すバロメータなのかも。

  • seacalf さん

    エリックサウスの総料理長の稲田氏が繰り出すちょっと異色な料理小説。彼と別れてひとり暮らしを始めたばかりの女性がミニマリストみたいな生活から徐々に幅を広げて料理を作っていく。ただし小難しい調理は少なく、頑張れば真似が出来そうなものが多い。サンドイッチをオーブントースターで軽く焼くと美味しいなんて試してみたい。目玉焼きを一気に四個も作ってそれぞれ別の食べ方で食すなんて試してみたいし、冷汁と塩焼きそばも美味しそう。人にはそれぞれ食の思い出があって、稲田さんなりのこだわりや流儀が垣間見られてそれなりに楽しめた。

  • よつば🍀 さん

    どんなレシピ本より簡単でわかりやすいフード・ラブ・ストーリー。主人公は30代の女性フリーライター。同棲を解消しアジトと呼ぶ殺風景な部屋で一人暮らしを始める。部屋に積み上がった段ボール箱を片付けるわけでもなく彼女の生活は淡々と始まった。レンチンしたレモンを絞って作る簡単ポン酢や、どんぶりで作る肉じゃがなど、料理の固定観念が次々と覆されて、これなら私でも出来ると妙な自信が沸く。食べる事を追求した彼女の27日間が描かれるが、ちょこっと登場する元カレが良いアクセントになっていた。食の自由さと楽しさを味わえる一冊。

  • ぶんこ さん

    同棲を解消して一人暮らしを始めた女性の、食日記のような小説でした。食に対するこだわりが半端ないと思えて、読んでいると息苦しくなりました。つくづく何を美味しいと思うかは人それぞれと痛感。濃い味も、バターたっぷりにジャムを盛ったトーストとあって、パンにバター無しが好きな私はアップアップ。それでもレタス入りのサンドイッチをトーストするというのには目から鱗。思いもしませんでしたがやってみたい。自分の求める美味しさに貪欲で、分厚い専門書を買ってまで研究することに驚く。ここまで食を楽しめ、しかも自分で作れるのは凄い。

  • ミナミハハ さん

    重い本が続いたので選んだ一冊。大正解。楽しかった。「小説丸」の連載を書籍化。料理人・飲食店プロデューサーである作者初の小説。美食家の主人公が、恋人と別れ1人暮らしをはじめてから27日間のご飯。食べる事が大好きなのが伝わってくる。簡単で美味しいレシピもあり嬉しくなる。つい手を抜きたくなる自分を反省。ちょこっと元同居人登場しホッコリする。『〈サラダバー〉は何を食べるかではなく何を食べないか』最近やっと私も習得した技です。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

稲田俊輔

料理人/飲食店プロデューサー/「エリックサウス」総料理長。鹿児島県生まれ。京都大学卒業後、飲料メーカー勤務を経て円相フードサービスの設立に参加。2011年、東京駅八重洲地下街に南インド料理店「エリックサウス」を開店。南インド料理とミールスブームの火付け役となる。X(Twitter)で情報を発信し、レ

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品