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僕はガンと共に生きるために医者になった 肺癌医師のホ-ムペ-ジ

稲月明

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334031572
ISBN 10 : 4334031579
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2002
Japan

Content Description

ガン専門医が41歳で肺癌になった。彼は病床で、病状の変化を記録し、また一方でガンになった人への専門家としてのアドバイスを書ききった。患者の立場から冷静に深く綴られた、一級のノンフィクション。

【著者紹介】
稲月明 : 1959年愛媛県生まれ。五十崎町立天神小学校、同町立五十崎中学校、県立大洲高校、岡山大学医学部卒。愛媛大学医学部第一内科に入局、主に白血病などの血液疾患の診療を研修。宇和島社会保険病院勤務後、愛媛大学医学部で感染免疫学の研究に従事。面河診療所を経て、喜多医師会病院に赴任、消化器を中心に内科一般を診察。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 糜竺(びじく)

    命は尊い。

  • にいにい

    医師という立場からなのか、稲月さんの人柄からなのか、とても冷静に淡々と闘病の日々が綴られています。医療の現場や癌についての情報、医療を中心とした様々な社会問題に対する想いも率直に書かれていました。空の上から今の世の中や家族をどんな気持ちで眺めておられるんだろうと思いました。

  • Junya Nakazawa!!

    著者は『医師』としてたくさんの病気、 とりわけ癌には並々ならぬ気持ちを持って患者と向き合ってきた。 そんな自分が肺癌にかかる。 『今日から私も患者です。』 事故で亡くなるより、インフォームドコンセントで余命を楽に過ごせるという持論のもと始まる苦しい闘病生活。 一人の患者としての心理と一人の医師としての心理が交錯するなかで、確実に忍び寄る『死』の恐怖や愛する家族への不安。 ホームページを開設する目標を持ち、 達成した直後に『その時』が来てしまう。 患者、医師、夫、父親。様々な視点から『癌』を描いた新書。

  • あおっき〜

    母が今、肺がん闘病中。ずっと共存維持に使って来た抗がん剤が効かなくなって来たようで、次のセカンドラインの選択を迫られている深刻と言っていい状況。近い将来、家族として経験するであろう事から、目を背けず、共に闘う為の参考にするために読んだ。限られた時間を冷静に生き抜いた医師の言葉がズンと響いて来た。医師目線からの健康保険制度の問題提起がされたコラムなども考えさせられた。著者は既に逝去されているが、今も、著者のHPが残されていて、患者や家族の拠り所として生きている。

  • raimu

    冷静に淡々と事実が綴られているからこそ胸に迫ってくるものがある。闘病の記録の他に医師としての立場から「告知に関して」「代替医療に関して」「見舞いの心得」なども書かれていてとても参考になった。

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