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二重被爆 ヒロシマナガサキ2つのキノコ雲の下を生き抜いて

稲塚秀孝

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784772610865
ISBN 10 : 4772610863
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2014
Japan

Content Description

山口彊さんは、1945年8月6日広島で、8月9日長崎で、二度被爆しました。戦後60年以上経て、93歳になってはじめて重い口を開き「二重被爆」の体験を語りはじめました。日本国内、海外へ反核の思いを伝え続けた山口さんが私たちに遺したメッセージ。

目次 : 第1章 二重被爆者がいる?/ 第2章 原爆を二度体験した人びと/ 第3章 山口さんという人/ 第4章 記録映画をつくろう/ 第5章 二重被爆ヒロシマからナガサキへ300キロ/ 第6章 山口さん、国連で演説する/ 第7章 世界の若者へ反核をバトンタッチ/ 第8章 やっと手に入れた二重被爆の証/ 第9章 ジェームズ・キャメロン監督との約束

【著者紹介】
稲塚秀孝 : 1950年北海道苫小牧市生まれ。1973年中央大学卒業、番組制作会社テレビマンユニオンに参加。ドラマ・ドキュメンタリーのディレクター・プロデューサーを務める。1985年、タキオンを設立。現在、株式会社タキオンジャパン代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ルピナスさん

    出張先の広島で原爆を体験し、逃げ戻った故郷の長崎にて再び被爆した山口疆さん。英国BBCが「世界一運が悪い男」と笑いのタネにしたため、在英日本留学生による抗議に始まり、本書の筆者である映像監督の稲塚秀孝氏も知る所となり、二重被爆の記録映画が世に発表されることになった。直接被爆のみならず、救援活動による被爆を含めるとその存在はかなり拡がる。息子を先に失う哀しみの中、忘れてはならない人類の過ちを伝え続ける使命と向き合い最後まで訴え続けた山口さん。私達はこの声を繋いでいかないといけない。

  • 憂歌

    今でこそTV等でも特集され有名であるが、ヒロシマ・ナガサキで二度被爆された方々がいらっしゃることは国内ではなかなか明るみに出なかった。直接二度被爆された9人は戦後10年ほどで既に米国人によって取材が行われ、その証言は1957年に出版されているという。50年経過してようやく出たその翻訳版『キノコ雲に追われて』も読んでみたい。またジェイムズ・キャメロン監督が映画化する予定の原作は誤った情報があり出版停止になってしまったが、改訂版・映画化が楽しみである。米国人が二重被爆の映画を作るということは驚くべきことだ。

  • ほしくま

    広島で被爆し、たった1本の避難列車で長崎まで避難したのに、その先でも被爆したという山口彊さんを追った1冊。そういう人は、山口さん以外にも意外に多いらしい…。あんな恐ろしい目に2回も会うなんて、想像を絶します…。キャメロン監督と会って話ができたという山口さん。監督の映画が本当に完成し、たくさんの人の目に触れてもらえることを祈るばかりです。

  • りんふぁ

    以前、TVで二重被爆のことをみたことがあり、気になって図書館で借りました。広島、長崎での二重被爆なんてことが本当にあったのですね。想いがうまく言葉にならないけど、絶対にもう原爆は使ってはならない。そう強く思いました。

  • micari

    【25】被爆体験談というよりは、語り部山口彊さんの取材記といった感じで、アッサリとしていて注釈も多く、子供たちでも読みやすいように作ってあると思います。山口さんの「私の命をみなさんにバトンタッチしたい」という言葉が印象的でした。

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