「星の王子さま」に聞く生きるヒント サン=テグジュペリ名言集

稲垣直樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582838558
ISBN 10 : 4582838553
フォーマット
出版社
発行年月
2020年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
144p;20

内容詳細

「人間たちが探しているものは、たった一輪のバラとか、ほんの少しの水のなかに、ちゃんと見つかるものなんだよ…」サン=テグジュペリが綴った、目には見えない、ほんとうに大切なもの。人生にそっと寄り添う53の言葉。

目次 : 人間について/ 愛について/ 人生について/ 仲間・友人について/ 仕事について/ 社会について/ 歴史・人類・自然について/ ものの見方について

【著者紹介】
稲垣直樹 : 愛知県生まれ。東京大学大学院修了。パリ大学にて文学博士号取得。日本翻訳家協会より日本翻訳文化賞受賞。京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • trazom さん

    「星の王子さま」だけでなく「夜間飛行」「人間の土地」「城砦」などの名言から、サン=テグジュペリの人生や考え方を辿る心に響く一冊である。子供の頃に読んだ時、「大切なことは目に見えない」「絆」などとともに、キツネの「飼いならす」という単語が妙に印象的だったのを思い出す(内藤濯・訳)。稲垣先生は、それを「なじみになる」と訳している。バラの花が妻コンスエロだと気付いたのは、大人になってからの再読だった。宮崎駿監督がサン=テグジュペリの大ファンで「紅の豚」や「天空の城ラピュタ」にその思いが投影されていることを知る。

  • こまり さん

    星の王子さまだけではなく、夜間飛行、南方郵便機、人間の土地、城砦などからいくつもの引用があり、その解説が書いてある。バラの花は妻だったのかと、この本を読んで初めて知った。サン=テグジュペリの個人的な体験と時代背景を知らなければ、彼の物語の本当に意図する所には近付けないような気がした。あらためて今、こんな時代だからこそ読みたいと思う。また、宮崎駿がそれ程までに影響を受けていたことに驚いた。ラピュタや紅の豚を再度見たくなった。生きるヒントになるかどうかはわからないけど、なるほど!とすごく納得出来た気がする。

  • 池山 琴 さん

    人生って単純かもしれないし複雑かもしれないね

  • おかもと さん

    城砦、読んでみたいですね…

  • 神谷孝信 さん

    生き方の参考にと読み始めたが、物語の断片を解説されていて、余り響くものが無く、途中放棄した。1

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