南北分裂王国の誕生 イスラエルとユダ 学術選書

秦剛平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784876988655
ISBN 10 : 487698865X
フォーマット
発行年月
2013年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
秦剛平 ,  
追加情報
:
481p;19

内容詳細

イスラエル王国はソロモン王の死後、北のイスラエル王国、南のユダ王国に分裂する。本書はアッシュリア侵攻による北王国の滅亡、南王国の神殿破壊からバビロン補囚までの400年を描くが、ヘブライ語聖書の記述はきわめて不安定である。ギリシア語訳聖書、ヨセフス『ユダヤ古代誌』を縦横に読み解きながら、この時代の真相にせまる。

目次 : 第1章 南北分裂王国の誕生―ユダ・イスラエル王国史1(ソロモンの子レハブアム、王位継承者になる/ 分裂王国誕生の兆し ほか)/ 第2章 ユダ・イスラエル王国史2(南王国のヨシャファト王の改革/ モアブびととアンモンびとの同盟軍、ヨシャファト王に戦争を仕かける ほか)/ 第3章 ユダ王国史(南王国のヒゼキヤフ王、アッシリア王センナケリブに降伏する/ ラブシャケら、エルサレムびとの降伏を要求する ほか)/ 第4章 エルサレムの陥落とユダ王国の終焉(バビロニアびとたち、エルサレムを一八か月包囲する/ エルサレムの陥落 ほか)/ 第5章 ヨセフスとダニエル(ダニエル書について/ ヨセフスの再話するダニエル書について ほか)

【著者紹介】
秦剛平 : 多摩美術大学名誉教授。聖書文学協会所属(ヨセフス・セミナー運営委員、フィロン・セミナー運営委員、ヘレニズム・ユダヤ教専門部会運営委員)、オックスフォード大学客員教授(1999‐2000年)、同大学客員研究員(2001年以降)、現在ケンブリッジ大学、(クレア・ホール)フェロー終身会員、(ウォルフソン・コレッジ)フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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