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クリシュナのつるぎ

秋野癸巨矢

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784776410508
ISBN 10 : 4776410508
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「神さま、どうぞおたすけください」王さまの乱暴に苦しんだ人々は、天の神さまに毎日いのりました。すると…大迫力の名作を復刊!インドでもっとも愛される神の化身の物語。

【著者紹介】
秋野癸巨矢 : 1933‐2008。京都市生まれ。秋野不矩の長男。文筆家。京都大学文学部美学美術史専攻。映画、舞台の脚本家、酒造会社のコピーライターを経て、自然食雑誌の編集長となる。引退後はインド滞在の後、老子を研究

秋野不矩 : 1908‐2001。静岡県生まれ。日本画家。「創造美術」(現・創画会)創立会員。京都市立芸術大学名誉教授。1962年、インドのタゴール国際大学に招かれて客員教授を務め、その後インドに題材をとった作品を多く手がける。1999年、文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アキ

    インドのヒンドゥー教の神様のうち、人々に最も愛されているクリシュナ神のお話しです。スーパーヒーローの生まれてから悪い王さまカンサを倒すまでの物語。絵が鮮やかでとっても上手だと思っていたら、なんと秋野不矩さんでした。浜松の美術館を訪れたことがあります。そして文は息子の癸巨矢氏。いずれも物故です。絵本を作ったのは秋野美樹。あとがきで親子でインド各地を旅し、クリシュナ神にまつわる祭りを訪れた思い出が載る。インド・タゴール国際大学の客員教授も務めた。https://www.akinofuku-museum.jp/

  • よこたん

    “王さま、あなたはほろぼされます。デーヴァキーという女の産んだ子どもに きっと、ほろぼされますぞ!” 地上に産まれ出た神さまの化身、クリシュナ。うわ〜インドのお話だな。ストーリーは、ツッコミどころ満載。悪い王さま倒す場面に至るまで、歳月(18年も)かかりすぎで、民衆気の毒。いたずら好きで怪力で男前、女子にモテモテ。魔物も天災も任しとけ的なヒーロー。そして、ラストは、え?その勝ち方!?最初からそれでいっとけば良くなくない?な、インド感たっぷり。秋野不矩さんの描く、青い肌のクリシュナにすっかり魅了された。

  • ちえ

    悪い王様を退治するクリシュナの物語。インドの神様はやんちゃで元気いっぱいで読んでいて楽しい。しかし18年も待たせるのはどうなのか…。カラフルでイキイキした絵は秋野亥左牟氏の母親、秋野不矩氏、文章は不矩氏の長男(秋野亥左牟の兄)癸巨矢氏。

  • ヒラP@ehon.gohon

    インドの神話ということで、その独自性にちょっと入っていきづらい内容ではあります。 カンサ王の悪政を止めさせるために、神がつかわした子どもクリシュナは、18歳の若者になって、やっと目的を達成させるのですが、その間のカンサ王の悪行を考えると、手放して喜べるお話ではないような気がしました。 クリシュナが生まれ、成長するまでの逸話が、カンサ王との攻防とは別の流れになっていて、不思議にも思いました。 理屈で考えてはいけないのが神話ですね。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    岩崎書店 ものがたり絵本14 インドのむかしばなし。秋野不矩さんが絵、息子さんの秋野癸巨矢さんの文。乱暴な王さまに苦しむ人々は、天の神ヴィシュヌに祈りをささげると、デーヴァキーという女の人の産む子どもとして生まれ建て王さまを滅ぼすことにしました。それを知った王さまはデーヴァキーを殺そうと…。

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