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海とヒトの関係学 4 疫病と海

秋道智彌

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784908443596
ISBN 10 : 4908443599
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
角南篤 ,  

Content Description

席巻する新型コロナウイルス、危機にさらされる海運、見直される海洋安全保障…現場に精通した研究者・行政関係者たちが、いま何がおこっているのか、これからどうすればいいのか、その本質に迫ってゆく。

目次 : はじめに 疫病の海洋人類史/ 第1章 疫病の人類史(感染症の人類史/ ラパヌイ(イースター島)の歴史を引き裂いたウイルス感染症 ほか)/ 第2章 疫病と海運(クルーズ船と感染症)/ 第3章 水産物・海洋生態系をとりまく疫病と汚染(いま持続可能な水産業の実現に向けて/ 養殖の死角―水環境に蓄積される薬剤耐性遺伝子)/ 第4章 疫病を封じ込める(一九世紀前期の日本北方における感染症対策―天然痘とアイヌの関わりから/ 江戸時代における疫病の水際対策 ほか)/ 第5章 疫病からの再生(孤島の風土病/ パンデミックがもたらす新たな国際安全保障 ほか)/ おわりに 「ブルー・リカバリー」に向けて

【著者紹介】
秋道智彌 : 1946年生まれ。山梨県立富士山世界遺産センター所長。総合地球環境学研究所名誉教授、国立民族学博物館名誉教授。生態人類学。理学博士。京都大学理学部動物学科、東京大学大学院理学系研究科人類学博士課程単位修得。国立民族学博物館民族文化研究部長、総合地球環境学研究所研究部教授、同研究推進戦略センター長・副所長を経て現職

角南篤 : 1965年生まれ。1988年、ジョージタウン大学School of Foreign Service卒業、1989年株式会社野村総合研究所政策研究部研究員、2001年コロンビア大学政治学博士号(Ph.D.)。2001年から2003年まで独立行政法人経済産業研究所フェロー。2014年政策研究大学院大学教授、学長補佐、2016年から2019年まで副学長、2017年6月より(公財)笹川平和財団常務理事、海洋政策研究所所長。2020年6月より同財団理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 更紗蝦

    「海を介した人的ネットワークによる感染拡大」は「グローバリズムの弊害」の一形態として捉えるべきなのでは?…と思ったので、「疫病と海」というテーマの中で語られていることにはちょっと違和感を感じてしまいましたが、「船舶の旗国・運航国・寄港国の権利義務関係を規定する法の欠缺」と、「河川から流れ込む耐性菌の耐性遺伝子が海洋細菌へ伝達される可能性」の指摘はとても興味深かったです。

  • Go Extreme

    疫病の海洋人類史 疫病の人類史:感染症の人類史 ラパヌイのウイルス感染症 カナダ先住民の疾病との戦い 疫病と海運:クルーズ船と感染症 水産物・海洋生態系をとりまく疫病と汚染:いま持続可能な水産業の実現に向けて 養殖の死角―水環境に蓄積される薬剤耐性遺伝子 疫病を封じ込める:19世紀前期の日本北方における感染症対策―天然痘とアイヌの関わりから 江戸時代における疫病の水際対策 水際作戦の歴史 疫病からの再生:孤島の風土病 パンデミックがもたらす新たな国際安全保障 ブルー・リカバリーに向けて

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