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ISBN 10 : 4416114540
Content Description
人文科学、社会科学、自然科学の各分野における第一人者や気鋭の研究者、研究家、作家らがそれぞれの専門や独自の視点から「ナマズ」を縦横無尽に論じる稀代の一冊。ヒトはマナズをどのように眺め、どのように接し、食べ、ときに畏れてきたのか、そしてヒトはナマズをどこまで解き明かしたのか。ヒトとナマズの数千年にわたる関係史、文化誌のすべてを網羅。
目次 : 第1章 ナマズの博覧誌(ナマズの博物誌/ ナマズの絵図から見た東西の博物学的交流史 ほか)/ 第2章 ナマズをめぐる信仰と伝承(鯰絵「瓢箪鯰」の系譜―如拙筆「瓢鮎図」から安政2年の鯰絵へ/ 阿蘇の鯰信仰 ほか)/ 第3章 暮らしの中のナマズ(水産学の立場からナマズを考える/ ナマズの漁撈とその多様性 ほか)/ 第4章 ナマズのサイエンス(現生ナマズの系統と現状/ ナマズの生態と性格 ほか)
【著者紹介】
秋篠宮文仁 : 1965年東京都生まれ。(公財)山階鳥類研究所総裁、(公社)日本動物園水族館協会総裁、東京大学総合研究博物館特招研究員、東京農業大学客員教授。理学博士。専門は生き物文化誌。とくに家畜・家禽、魚に関心を寄せている
緒方喜雄 : 1964年東京都生まれ。メーカー勤務の傍ら生き物文化誌を研究。多摩川流域の調査に携わり、その成果を「多摩川流域における魚類民俗に関する研究」(1996)に報告。ナマズに関してさまざまな角度からのアプローチを試みている
森誠一 : 1956年三重県生まれ。岐阜経済大学教授。福井県大野市「イトヨの里」館長。理学博士。専門は進化生態学、社会行動学。日本魚類学会自然保護委員会委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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