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小説の読み方 小説(散文)の基本構造とチェ-ホフ

秋本博夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784434147777
ISBN 10 : 4434147773
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2010
Japan

Content Description

おそらく世界初、チェーホフの愛した美しい四季を写真で綴った文学理論。強い意味やテーマを形成する「動詞相」と、「動詞相」を阻害する「名詞相」から小説を分析し、詩性発生のメカニズムに迫る。

【著者紹介】
秋本博夫 : 1965年生まれ。仙台第二高校、早稲田大学第一文学部ロシア文学専修卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 腹立たかしい

    動詞相(小説を構成する事件、行動)により、小説はテーマを限定・決定されるが、名詞相はその限定・決定を阻害する。その揺れ動きにより小説は歴史を越えていく。また、動詞相がテーマを決定していくにあたり、対立基を読み取っていくことで、分析ができる。という理解だがいいのだろうか?こういうふうに分解してまとめたものは企業のバランスシートと同じだという比喩があった。確かにその通りで、こう並べられてもただの数字の羅列に同じでしかないな。そこからどう分析するかが個人の力量によると思うが、そちらを知りたかった。

  • あい

    こういう文学論を読むと頭がクリアに、立体的になる。優れた文学は作品のテーマと、それとは無関係の事象を織り交ぜて構成されている、という話。音としての言葉、言葉の無意味化、の理論が興味深かった。しかし、引用の訳がないのには困った。

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