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Books

深夜カフェ・ポラリス アルファポリス文庫

秋川滝美

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784434353253
ISBN 10 : 443435325X
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

子供の入院に付き添う日々を送るシングルマザーの美和。子供の病気のこと、自分の仕事のこと、厳しい経済状況――立ち向かわないといけないことは沢山あるのに、疲れ果てて動けなくなりそうになる。そんな時、一軒の小さなカフェが彼女をそっと導き入れて――(夜更けのぬくもり)。「夜更けのぬくもり」他4編を収録。先が見えなくて立ち尽くしそうな時、深夜営業の小さなカフェがあなたに静かに寄り添う。夜闇をやさしく照らす珠玉の短編集。

【著者紹介】
秋川滝美 : 2012年4月よりオンラインにて作品公開開始。2012年10月、「いい加減な夜食」(アルファポリス)にて出版デビューに至る。代表作「居酒屋ぼったくり」シリーズ(アルファポリス)は累計140万部を突破。BS12トゥエルビにてテレビドラマ化もされている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 荒川叶

    悩みを抱えた者にとって夜は不安が特につのる時間。 そんな時間に温かい食べ物を出してくれるカフェは心の拠り所となる。辛くて苦しくて眠れない夜の時間を一緒に過ごしてくれる場所があるのは心の支えになると思う。 明日を迎えるために過ごす夜、どんなふうに過ごすかは自分次第。

  • よっち

    先が見えなくて立ち尽くしそうな時、迷える人に静かに寄り添う深夜営業の小さなカフェ「ポラリス」。美味しい料理が夜闇を優しく照らす連作短編集。子供の入院に付き添う日々を送るシングルマザー、父と同じ大学の医学部を目指す二浪の浪人生、義母と出会い連れられてやってきた嫁、糖尿病を患っている会社社長、近くの病院で働く友人など、来店した人の様子から優れた観察眼で状況をいろいろ見抜く、気立てのよい店主・朱里さんの美味しそうな料理と、そこで悩みを話すことで自分が本当はどうしたかったのかに気づいてゆくとても優しい物語でした。

  • はっち

    深夜カフェもので若干既視感はありますが秋川滝美さんって事で手に取りました 病院近くで夜遅く営業しているカフェポラリス 夜の闇は少し人恋しくて寂しさを感じる けれどどことなく優しさも感じる そんな中ひっそり灯りが灯り迷える人を受け入れてくれる 朱里の明るさ(馴れ馴れしさ)が少しくどく感じたけどまあまあおもしろい 朱里自身にも過去がありそうで続編もあるのかな?たまに夜に寂しさを感じた時に訪れてみたいな

  • 読書好き・本屋好き堂

    何も聞かなくてもお客が食べたいものや考えていることがわかる魔女のような店主🤭 悩みを抱えていたり、疲れている人が、ふと闇夜に灯された灯りに導かれるように訪れる✨ 読んでいると元気になれる素敵な作品でした😊 続編読みたいな✨

  • だんでらいおん

    【購入本】タイトルの通り、【ポラリス】(北極星)のように明るく照らす前向きな店主が、悩みや不安をそっと包んでくれる。悩みや不安があるのは、一生懸命生きている証拠だと思う。個人的には5編の短編集の中で1番好きなのは、最後の短編かなぁ。 p.315より 「言ったら聞いてくれる。そう信じられることが大事なの。もっとひどいことを言えば、よれよれになってやってきて愚痴を垂れ流す琴音を『よしよし』ってやってると、なんだか癒されるんだよね。」

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