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基地社会・沖縄と「島ぐるみ」の運動 B52撤去運動から県益擁護運動へ

秋山道宏

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784860140915
ISBN 10 : 4860140915
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2018
Japan

Content Description

米軍基地あるがゆえの生活。日常化する基地被害、B52の爆発炎上、準備されるゼネスト…。生活と生命を前に揺れる沖縄の住民たち。日本復帰前、「島ぐるみ」に託された「想い」と現実に迫る。

目次 : 序章 本書の課題と視座/ 第1章 1960年代後半の沖縄における基地社会の諸相/ 第2章 即時復帰反対論の展開と「島ぐるみ」の運動の困難/ 第3章 B52撤去運動と生活/生存(生命)をめぐる「島ぐるみ」の運動/ 第4章 B52撤去運動の「島ぐるみ」での広がりと2・4ゼネスト/ 第5章 尖閣列島の資源開発をめぐる県益擁護運動の模索と限界/ 終章 「島ぐるみ」の運動からみえるもの

【著者紹介】
秋山道宏 : 1983年沖縄県南風原町に生まれる。2006年東京都立大学法学部法律学科卒業。2008年首都大学東京大学院社会科学研究科博士前期課程修了。2017年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了、博士(社会学)学位取得。現在、明治学院大学国際平和研究所(PRIME)助手(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 二人娘の父

    沖縄「島ぐるみ」闘争への理解は、古波蔵契氏の著作とこの間のメディア発信(ラジオ・YouTubeなど)を通じ、多くの人に知られることとなり、解像度も高まっている。本書のテーマは闘争の起点に遡った研究である。著者独自の視点としてB52撤去運動を例に沖縄県民が「命と暮らしを守る」ことへの渇望があることを明らかにする。当然その基礎には凄惨な沖縄戦の体験がある。これらを包括的かつ連関の中でとらえることで、より「島ぐるみ」闘争の理解は深まり、さらに今日の「オール沖縄」の課題理解にもつながるように思う。

  • Y_Kuroyanagi

    20210717ー20210801

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