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日本のオカルト150年史(仮)

秋山眞人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309228013
ISBN 10 : 4309228011
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

科学では説明できない神秘の世界「オカルト」―。予言、超能力、UFO、心霊といった事象は、日本では案外と古くから研究されてきた。そして、1970年代には百花繚乱の様相を呈するが90年代に決定的な転機を迎え、今日に至っている。日本人は、オカルトとどのように向き合ってきたのか、真実はどこにあったのかを、本書は明らかにしていく。

目次 : 序章 明治大正期―西洋文明が流入し、千里眼や霊術家が活躍/ 1章 昭和戦前期―軍国主義の下、オカルトが統制・利用される/ 2章 戦後期―知識人たちが空飛ぶ円盤や心霊に傾倒/ 3章 高度成長期―オカルトが物質文明に反旗を翻す/ 4章 1970年代―超能力・UFO・大予言…一億総オカルト化/ 5章 1980年代―精神世界と自己啓発が密接に結びつく/ 6章 1990年代―カルト教団の凶行がオカルトの転機に/ 7章 21世紀―猛烈な批判を浴びたオカルトの復権が始まった/ 終章 情報の渦に惑わされないオカルト的生き方のススメ

【著者紹介】
秋山眞人 : 1960年生まれ。国際気能法研究所所長。大正大学大学院文学研究科宗教学博士課程前期修了(修士論文のテーマは、大正期における霊術及び霊術家の研究)。13歳のころから超能力少年としてマスコミに取り上げられる。ソニーや富士通、日産、ホンダなどで、超能力開発や未来予測のプロジェクトに関わる。画家としても活動し、コンサルタント、映画評論も手がける

布施泰和 : 1958年生まれ。英国ケント大学留学を経て、国際基督教大学を卒業(フランス文学専攻)。共同通信社経済部記者として旧大蔵省や首相官邸を担当した後、96年に退社して渡米、ハーバード大学ケネディ行政大学院ほかで修士号を取得。帰国後は国際政治や経済以外にも、精神世界や古代文明の調査、取材、執筆をおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 吉田あや

    日本人がオカルトとどのように向き合ってきたのか、その150年の歴史を振り返る本書。もう少し土着的なオカルトを期待していたので、途中からカルトな話が多くなってくるのが個人的には残念だったけれど、子供の頃のオカルトブームや「リング」で惹き込まれた福来友吉からの御船千鶴子、高橋貞子の流れや、小泉八雲の話が面白かった。ユリ・ゲラーのスプーン曲げは、TVの前で超能力を受信せん!と奮闘した記憶が。私のスプーンは1ミリたりと曲がらなかったけれど、子供の頃の楽しい思い出が蘇る。(⇒)

  • アナクマ

    オカルトというプリズムを通して世の中の諸相を眺めた、能力者によるひとり通史。◉「ユリゲラーは、地球から5306兆9000億光年離れたスペクトラという宇宙船にいるザ・ナインという宇宙人グループとテレパシー交信を続けている」面白い。トークテーマは何だろうか。90年代、野次馬だけが多くなって多くの人がオカルトの体験的な面白さを追求しなくなったと主張される。「われわれに必要なのは心の冒険である」ということで、オカルトは体験せよ、楽しめ、ってのが受け止めた結論。まあ、(楽しめる余裕があるうちは)それでいいと思う。

  • イトノコ

    図書館本。明治以降の日本のオカルトの歴史を総説。/福来事件とか昭和のコックリさんブームとかを知れれば良かったが、途中から自身もオカルティストの著者の主張が強くなって正直目障り。私個人はオカルトを全て否定する気はないし、目に見えないモノをどこかで感じていた方が人生も豊かになるとは思うのだが…この手の断定(しかし大事な所は推測と直感)とこじつけばかりの輩をどう信用しろと言うのか?80年代のアメリカ/日本沈没の予言が外れる←自国の滅亡を予言したくない潜在意識のせいで他国の滅亡と予言してしまう、論は笑うしかない。

  • chatnoir

    著者はたけしの番組で大槻教授とかと言い合いしていた方の中のお一人だった。海外オカルト系の本を翻訳されたりもしていたんですね。もう、著者が知っている範囲のすべての事を述べられている本です。こういうのを読むと、私は興味本位でしかオカルトを見ていないなって再認識する。軽い気持ちで読むにはちょっと大変だった(笑)

  • 九曜紋

    私自身は(少なくとも現在の)科学では理解できない事象はありうる、と考えている。しかし科学的な視点がまず前提にあるべきだとも思っている。著者は自身のことを特別な能力者だと位置付けているが、その根拠の説得力に疑問がある。「オカルト」⇒善、「カルト」⇒悪の二元論でいわゆる超常現象を論じているが、果たしてそれは正しい見解なのか?科学至上主義の人には到底受け容れられない内容だろう。

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