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論点解説 日本の安全保障

秋山昌廣

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784296118762
ISBN 10 : 4296118765
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

経済安全保障、防衛費増額など国防強化の掛け声に必要な裏づけはなされているのか。防衛関係の有識者が一堂に会して17の論点を解説

【著者紹介】
秋山昌広 : 元防衛事務次官、安全保障外交政策研究会代表、鹿島平和研究所顧問。東京大学法学部卒(1964)、大蔵省入省、大蔵省大臣官房審議官。防衛庁防衛局長、防衛事務次官(1997)。ハーバード大学客員研究員(1999)、政策研究大学院大学特任教授、立教大学21世紀デザイン研究科特任教授、北京大学国際関係学院招聘教授。海洋政策研究財団会長、東京財団理事長(2012)

小黒一正 : 法政大学経済学部教授。一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了(経済学博士)。1997年大蔵省(現財務省)入省後、大臣官房文書課法令審査官補、関税局監視課総括補佐、財務省財務総合政策研究所主任研究官、一橋大学経済研究所准教授などを経て、2015年から現職。財務省「財政制度等審議会・財政制度分科会」委員、日本財政学会理事、鹿島平和研究所理事、東京財団政策研究所研究主幹(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Ohe Hiroyuki

    官民様々な分野の方々が集い、日本の安全保障について17個の論稿が書かれている。内容は、自衛隊の定員割れ、財源の問題から始まり、核兵器、防衛産業、経済安全保障、エネルギー安全保障、認知戦、インテリジェンス、自衛隊関連法規など幅広い。▼紙面の関係かそれぞれの論点の掘り下げはやや浅いが、問題整理をするのに有益であろう。▼個人的に関心をもったのは、認知戦やグレーゾーンの話だ。戦後80年平和だったといったような議論がされることはあるが、戦争は形を変え、常に起こっているといっても過言ではないように思えた。

  • Ra

    安全保障をめぐる17の現代的論点について、1論点20頁程度で概説する。論点2(有事の財源調達):「防衛力の基盤は、豊かな経済力や健全な財政」、論点4(核シェアリング):「核シェアリングの要諦は『同盟の核抑止の任務、関連する政治的責任と意思決定を共有する』ことにある」、論点6(日米同盟):米国は元々世界の警察官ではなく自警消防団のリーダーにすぎない、論点11(国民意識):ハイブリッド脅威は対象国社会の潜在的脆弱性を狙う、論点14(先端技術活用):現有戦力強化か将来戦能力強化かの時間軸、あたりが印象に残った。

  • お抹茶

    自衛隊,核兵器,安全保障体制,防衛などの論点を解説。日本は米英仏中露印と異なり,有事での大規模な国債発行余力が劣る。日本では核戦力共有型の核拡大抑止強化は困難でも,核戦略協議型の強化は必須の課題。エネルギー資源や食料の大部分を輸入に依存する日本ではシーレーンの安全確保は生命線で,台湾有事での航行の自由を確保すべく,シーレーン上の諸国の防衛協力は重要。認知空間のハイブリッド戦での偽情報の拡散は民主主義の理念に反する。自衛隊法では,国防任務にも関わらず警察官職務執行法を準用している。気候変動も安全保障に影響。

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