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さよならムーンサルトプレス 武藤敬司35年の全記録

福留崇広

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784781617886
ISBN 10 : 4781617883
Format
Books
Release Date
May/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「これはオレの性分、どうしても飛ばずにはいられなかった―。」いま明かされる「プロレスリング・マスター」の素顔。

目次 : 序章 最後のムーンサルトプレス/ 1章 入門、そしてデビューへ/ 2章 ムーンサルトプレスの誕生/ 3章 スペース・ローンウルフvs「UWF」/ 4章 ムタ誕生と幻の「SWS」移籍/ 5章 ムタvs猪木、武藤vs高田/ 6章 nWo/ 7章 全日本プロレス移籍/ 8章 社長の苦悩/ 終章 決別と決意

【著者紹介】
福留崇広 : 1968年、愛知県生まれ。國學院大学文学部哲学科卒。92年、報知新聞社入社。現在、メディア局コンテンツ編集部所属。プロレス、格闘技、大相撲、ボクシング、サッカーなどを取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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膝の状態から、よくあそこまでだましだまし...

投稿日:2021/03/12 (金)

膝の状態から、よくあそこまでだましだまし、ムーンサルトプレスを使ってきたと驚きます。 印象に残っているのは、本気で相手を逃がさないように、一気にコーナーに駆け上がり、低空で膝を叩きつけるように降ってくるムーンサルト。 膝はずっと心配だった。 この本では、武藤の見た目が変わるのをイメージチェンジだと思っていたのが、膝のカモフラージだったということがわかる。 プロレスが好きすぎて総合を避け、社長業で失敗したりしましたが、やはりレスラーとしては天才だった。 独特すぎて、合わせにくいとも言われ、二度と現れないタイプの気がします。 映像の総集編を見たいものです。

ダム さん | 千葉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yoshida

    この作品の良さは武藤敬司の光と影を真摯に描いたことだろう。プロレスラーとしての輝き、実績といった光。MMAが隆盛となりプロレス苦難の時代での全日社長就任による苦闘という影。同時代の名選手、橋本真也や三沢光晴が選手と経営の二足の草鞋で亡くなるなか、武藤敬司も追い込まれる。看板レスラーが自身であり、膝が悲鳴を上げても試合に出る。全日から手を引けたのは僥倖かも知れない。武藤敬司は華がある。今でもホールドアウトとトライアンフを聴くと胸踊る。武藤敬司という天才をリアルタイムに観れたことは、この上ない幸いと思うのだ。

  • Y2K☮

    最も印象深い武藤のムーンサルトは95年5月の橋本戦。一発目がやや逸れ、急いでセカンドロープから二発目を放ってベルト奪取。いつになく必死というか気持ちが溢れていた。TVで観たんだけど、確か同時刻に他局で「戦国自衛隊」を放送してた。最初はそっちを見てたけど、気づいたら武藤に釘づけになってた。天性の華。それに尽きる。しかも完全なエンタメ志向でありつつ、ナチュラルに強い。オカダカズチカの試合を観る度に「これで武藤みたいなガチの腕っぷしがあれば完璧なのに」と思ってしまう私は古いファンなのかな。復帰戦期待してます! 

  • tetsubun1000mg

    長州力の自伝を読んで、プロレスの舞台裏の話ができる時代になった事が分かりました。 武藤敬司のこの本は当時の試合をするメインレスラーとして感じたことを正直に答えており、バラエティで見せる気さくな武藤敬司の姿を思い浮かべました。 全日本社長就任で充実しているように見えていたが、経営状態は火の車で自分の給料もなしで私財も出していたとは。 グレート・ムタの誕生や日本凱旋の事情は初めての披露ではないでしょうか。 プロレスは命がけだし大変だと思っていましたが、本人的にはライブコンサートの興奮と充実感が得られるらしい。

  • 緋莢

    武藤敬司へのインタビューを中心に、他のレスラーや関係者の証言も交えながら、そのプロレス人生を追っています。柔道というバッグボーンを持ち、「組んだ瞬間に負けると思った人がいた」という経験があったからか、“強さ”を追求する新日本プロレス道場に違和感を持ち、エンターテイメント、もっと豊かな世界を求めた、 他の人間が辞めると言っても引き留めなかった山本小鉄が、武藤が辞めると言った時は引き留めた、アメリカでは皆、ムトウと発音できなくてムタと呼ばれていたことから、グレート・ムタが誕生した(続く。

  • 0607xxx

    人工関節手術を決断し、代名詞のムーンサルトプレスに別れを告げた武藤敬司35年の全記録は、まさに天才の証明。さしあたって、2019年のプロレス本の中で1番の面白い。プロレスが好きになったきっかけの選手だけに、今後の武藤敬司も楽しみである。

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