今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は 小学館文庫

福徳秀介 (ジャルジャル)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094074413
ISBN 10 : 4094074414
フォーマット
出版社
発行年月
2025年03月
日本
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

福徳秀介のデビュー小説にしてベストセラー

大学2年生の「僕」は、入学前に憧れていた大学生活とはほど遠い、冴えない毎日を送っていた。日傘をさしていつも人目を避け、青春を謳歌している学生グループを妬ましく思う、そんな日々。友人は一人。銭湯掃除のバイトと孤独な大学生活だけの毎日。
そんなある日、大教室で学生の輪を嫌うように席を立つ凜とした女子学生に出会う。その姿が心に焼き付いた「僕」は次第に深く強く彼女に惹かれていく。やっとの思いで近づき、初デートにも成功し、これからの楽しい日々を思い描いていたのだが・・・・・・。
ピュアで繊細な「僕」が初めて深く愛した彼女への想いは実るのか。そして、僕の人生の、その先は---。
著者自身の私小説を思わせるピュアな恋愛小説ながら、「生きる」ことそのものについても考えさせられる、心に刺さるホロ苦恋愛小説です。
文庫化にあたり、巻末には、映画出演の萩原利久さん、河合優実さんの特別対談を掲載。こちらも、見逃せません。

【編集担当からのおすすめ情報】
「初めて自分のすべてをさらけ出した」。2020年、この小説を書き終えたときのジャルジャル福徳秀介さんの言葉。
何度も何度も真摯に原稿に向き合い、改稿を重ね、4年の月日をかけて大切に向き合ってきた小説は、その後じわじわと口コミで魅力が伝わり、重版を重ねました。そして、この度、豪華キャストによる映画化が決定。映画化をきっかけに、待望の文庫化となりました。
今でも「ほんまに全部出し切った。良い小説!」と語る著者。「本当に本当に素敵な良い小説」と語る担当編集。その言い合いが続く最強の小説です。
映画出演の萩原利久さん、河合優実さんも絶賛していた独自の言葉センス。そしてこの小説の肝となる思いがほとばしる長台詞。クスッと笑えるユーモア。繊細なガラス細工のような主人公の心描写。はっとさせられるおばあちゃんの言葉の数々。
この小説にしかない魅力がいっぱいです。
どうぞ、なんの先入観ももたずに、まずはこの作品を読んでいただきたい。それが、担当編集からのお願いです。きっと、心に何かが刺さる作品です。



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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 大阪のきんちゃん2 さん

    河合優実目当てで映画を観て読む気になりました。伊東蒼のセリフが凄かったのですが原作では7頁に及ぶ壮絶なものであらためて感動してしまいましたw! ただ結末が映画鑑賞後の理解と真逆だったので、ちゃんと観ていなかったことがショックでした… ※以下イイなと思った言葉 ・毎日「今日の空が一番好き」と思う ・背中が素敵な男になりなさい ・「ありがとう」と「どういたしまして」二つで一つの言葉 ・嫌いな人が困っている時「私に助けられて、ざまあみろ」と思う ・些細なことは些細やない ・一生消えない悲しみは、一生の励みになる

  • のぶ1958 さん

    ジャルジャルの福徳さんの青春小説。さすが、言葉の言い回しや「立て板」の言葉のシャワーが独特で面白かったです。ストーリーも起承転結が効いていて、泣かせてほのぼのさせてと上手と思います。「今日の空が一番好き、〜」タイトルも素敵で読後は温かな気持ちになれました。

  • 林檎 さん

    映画を先に観たので、そのままの世界観をより濃く上書きして行くような感覚で読んだ。映画を観た時よりももっとずっと好きが増した。心に残る優しくて面白い大事な言葉や台詞がたくさんあった。ふとした時に思い返す大事な作品になる予感がする。福徳君素敵やん。

  • 三日月 さん

    独特な言葉の言い回しとセンスのよさ。 回りくどいけど全然嫌味がない、むしろ心地良かったな。最初から最後まで文章もすべて変わり者って感じだった(いい意味で)。 唯一の友人山根くんもとってもいい味出してたし、バイト仲間としか思ってなかったさっちゃんからの突然の長い長い告白は切なかった。 スピッツの初恋クレイジーの話もよかった。 お笑い芸人だけあって、ところどころに笑える場面もってきてくれるから、全然飽きずに読めたし、途中からの悲しい展開と、ラストの伏線回収からのハッピーエンドは見事でした。

  • su☆ma さん

    ★4(図) 初読(作家?)。予告を何かで見て借りたんだと思う。待ちが長くて忘れてたのだが、良い作品だった(映画は観れてない)。芸人さんが書いた作品だから〜とかいう先入観はもう御法度なんだと改めて思い知らされる。途中の長いカギカッコ(「」)は届いてない感じが切なくて、最後のほうの長いカギカッコは遠い昔に自分が経験したことと重なりすぎて辛かった。ひっくり返る展開を電車で読んでいて泣いてしまった。最後に肩を震わせてたのは同じじゃん!だったのかな。初恋クレイジー聴きたくなる。

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