追憶の風景

福島泰樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794969170
ISBN 10 : 4794969171
フォーマット
出版社
発行年月
2016年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
342p;20

内容詳細

母と死別、戦争に翻弄された幼児期。廃墟と化した焼跡、炭化した白い塊(人骨)を拾い、地面に絵を描いた。それが初めてものを書いた日の記憶である。記憶を風化させてはならない。ヒロシマ、ナガサキの記憶の忌避が悲惨な原発事故を生起させた。死者は死んではいない!戦後70年、108人の死者への追憶が、時代の記憶を烈しく炙り出し、現在の生を鋭くさせる。

目次 : 記憶よ、再稼働せよ―西井一夫/ 立松和平の墓―立松和平/ 血と雨の歌―岸上大作/ 薔薇色の骨―中井英夫/ 星、応答せよ―佐山二三夫/ デス・マスク―諏訪優/ 豊饒の時―武田百合子/ 幸福の可能性―小笠原賢二/ 叛逆の書家―木村三山/ 魂のブルース奏者―松井辰一郎〔ほか〕

【著者紹介】
福島泰樹 : 1943年東京下谷に生まれる。早稲田大学文学部卒。69年、歌集『バリケード・一九六六年二月』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kokada_jnet さん

    登場人物 立松和平 岸上大作 中井英夫 武田泰淳 辺見じゅん 吉本隆明 横山やすし 高橋和巳 清水昶 勝新太郎 塚本邦雄 たこ八郎 中上健次 加藤郁乎 郡司信夫 干刈あがた 大岡昇平 野間宏 片岡千恵蔵 吉原幸子 磯田光一 松田修 宗左近 西村寿行 日野啓三 山下敬二郎 寺山修司 白井義男 関光徳 大島渚 美空ひばり 吉村昭 赤塚不二夫 小沢昭一 秋山駿 埴谷雄高 石原吉郎 木下順二 ほか計108人 https://honto.jp/netstore/pd-contents_0627660815.html

  • マリリン さん

    108篇の追悼の風景から、生きている事の尊さ、孤独、心の痛み等色々なものが伝わってきた。中原中也の風景は特に泣けた。新宿ゴールデン街とは…そういう場所でもあったのだと再認識した。福島氏の短歌絶叫コンサートを聴きに行った頃が懐かしい。

  • チェアー さん

    新聞連載をまとめたものだが、1人あたりの記述が少な過ぎて、筆者の思いが伝わらないきらいがある。小学校の恩師などまったく世に知られていない人についての思い出もあり、ついていけないことも多かった。

  • もぐちゃん さん

    死者への哀悼歌。 しかし、この歌人の、激しい生き様の人々との交流の多さと深さよ。

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