Books

森羅万象 我々はどこから来て、どこへ行くのか

Shinichi Fukuoka

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784594096229
ISBN 10 : 4594096220
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2023
Japan

Content Description

生きものの数だけ、不思議がある。生命の謎を追究する科学エンタテインメント。

目次 : 1 “いのち”とは何か?―「動的平衡」でみる生命の流転(いのちってなんですか?/ 生命は“時計”/ 生命は左利き/ リュウグウの砂/ ヒト、その心臓の不思議/ 生命は利己的ではなく利他的/ 生成AI VS 人間)/ 2 人間の知らない“生物の美しき多様性”(蝶、その美しき“メタモルフォーゼ”/ 自然が作り出す“色のフシギ”/ アリとキリギリス異聞/ 生き物の「持ち家派VS賃貸派」/ ヘビ逃走事件に思う/ ドクトル福岡の“ガラパゴス航海記”/ 匂いの秘密/ 謎の深海古代魚/ “みなしごハッチ”の真実)/ 3 DNA研究は新たなステージへ―人類の起源を巡る旅(遺伝子編集技術の新たなステージ/ ノーベル賞に込められたメッセージ/ 発想のありか/ ノーベル賞予想はずれる/ 細胞に学ぶ人生の意味)/ 4 フクオカ少年と未知の世界への扉(顕微鏡の先に広がる新しい世界/ 科学を推し進めた、偉大なる“素人力”/ “科学で糧を得る”その遠く長い道のり/ 古書街の思い出/ 福岡伸一版『新ドリトル先生』!?/ 光の画家・フェルメールとの出会い/ 未来の“センス・オブ・ワンダー”)

【著者紹介】
福岡伸一 : 1959年東京生まれ。京都大学卒。米国ハーバード大学研究員、京都大学助教授などを経て、現在、青山学院大学総合文化政策学部教授。分子生物学専攻。専門分野で論文を発表するかたわら、一般向け著作・翻訳も手がける。2007年に発表した『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)は、サントリー学芸賞、および中央公論新書大賞を受賞し、88万部を超えるベストセラーとなる。他に『プリオン説はほんとうか?』(講談社ブルーバックス、講談社出版文化賞)など、著書多数。現在、ヒトがつくりかえた生命の不思議に迫る番組、NHK−BS「いのちドラマチック」に、レギュラーコメンテーターとして出演。また、生物多様性の大切さを伝えるための環境省の広報組織「地球いきもの応援団」のメンバーもっとめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • trazom

    福岡先生は稀代の名文家だと思う。あの「生物と無生物のあいだ」も、実は、その内容以上に、筆者の素晴らしい文章力が最大の魅力だった。そんな福岡先生が、特別な生物としての人間をめぐる森羅万象を描くエッセイだが、PR誌に連載の文章は、内容として表層的であり、流石の文章力をもってしても、散漫な印象は拭えない。「動的平衡」というキーワードで社会をアッと言わせた先生だが、本書の中で、利己的遺伝子に対抗して「生命は、本来、利他的である」と主張されているのが印象に残る。本当なんだろうか。新たな問題提起をいただいた気がする。

  • けんとまん1007

    軽く手に取って読める。一つ一つが短めな文章量で、しかも、優しい言葉で綴られているのがいい。ハカセが、そんなことを考え・感じてきているんだと思うと、身近になる。が、それだけではない部分も。改めて、動的平衡という4文字に籠められた意味を考え、利他ということを考える。それは、生物としての人間に限らず、ヒトとしての生き方にも通じると思う。

  • うみ

    福岡ハカセの文体は本当に美しい。優しさの中に厳しい眼差しがキラリとしていて、しかも読みやすい。大好きだなあ。

  • noko

    福岡伸一博士の本は、理系だけど読みやすいから好き。ロゴスは論理、ピュシスは自然。ピュシスはロゴスによって分断され、支配されるようになった。その時から人間は他の生物と袂を分ち、特別な生物と思うようになった。文明、文化、都市、社会、経済など私達を取り囲んでいるのは、人間のロゴスの産物である。ロゴスとピュシスの間を右往左往している旅人が、人間である。小惑星リュウグウの砂にはアミノ酸が11種類も含まれていた。リュウグウは太陽系の初期状態を温存している。モルフォ蝶の青は美しい。でも青の色素を取り出すことはできない。

  • とく だま

    どこから来てどこへ行くのかの明快さはないが、この世の見事な出来映えに驚くことができる✨

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items