最後の講義 完全版 福岡伸一 どうして生命にそんなに価値があるのか

福岡伸一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784074391387
ISBN 10 : 4074391384
フォーマット
出版社
発行年月
2020年02月
日本
追加情報
:
174p;19

内容詳細

「AIが人間の知性を超えることはあり得ない」「“昨日の私”と“今日の私”は少しだけ入れ替わっている」…各界の偉人が登場した話題の番組「最後の講義」(NHK)未放送分を含む完全書籍化!“動的平衡”を提唱する生物学者が語る。

目次 : 第1章 生命は機械ではない(虫オタクと顕微鏡/ マウスに何が!?ぼろ雑巾の研究者 ほか)/ 第2章 1年前の自分は別人である(食べ物は体で何になる?/ 動的平衡とは? ほか)/ 第3章 命に刃を向けた人間(ブラック・ジャックが鼻を移植するなら/ 脳始と脳死 ほか)/ 第4章 質疑応答(生物の研究をするうえでの苦悩は?/ 体は絶えず入れ替わるのに、なぜ老けるのか? ほか)

【著者紹介】
福岡伸一 : 生物学者。1959(昭和34)年、東京生まれ。京都大学卒業。米国ハーバード大学医学部研究員、京都大学助教授などを経て、青山学院大学教授・米国ロックフェラー大学客員教授。著書『生物と無生物のあいだ』(講談社)はサントリー学芸賞、中央公論新書大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 旅するランナー さん

    絶え間のない合成と分割によって、食べ物の原子や分子と自分の体の中は交換されます。数か月もたつと相当な部分が入れ替り、1年前の私と今日の私ではほぼ別人になっています。変わらないために変わり続ける、そんな動的平衡の生命感を、この本から学ぶことができます。そう考えると、ちょっと失敗したとしても、そのうち別人になっているんだから、まあいいんじゃないって、前向きにチャレンジできると思いませんか?

  • mint☆ 現在ログイン率低下 さん

    NHKのドキュメンタリー番組「最後の講義」が書籍化されたもの。著者が提唱する動的平衡論がかなりわかりやすく字も大きくて読みやすい。動的平衡って何?と初めての方の入門書みたいな本。"絶え間のない流れの中で、常に合成と分解がバランスをとっている。"一見難しそうだけど、これに当てはめて様々な事象を考えていくととても興味深い。面白かった。

  • ☆よいこ さん

    2018年8月にNHKで放送されたドキュメンタリー番組を編集したもの。[第1章:生命は機械ではない]虫オタクの子供時代。GP2遺伝子ノックアウトマウス。シェーンハイマーのアイソトープ実験[第2章:1年前の自分は別人である]動的平衡。相補性。[第3章:命に刃を向けた人間]脳始と脳死。花粉症。狂牛病。[第4章:質疑応答]なぜ老いるか。記憶は消えないの?AIのシンギュラリティはある?進化。合成生物。芸術の役割▽論理的でわかりやすい文章で、読みやすく面白かった。理論と検証「あとはまかせた!」▽良本

  • Koichiro Minematsu さん

    来月、福岡先生の講演会への申し込みが決まったので、これから気持ちをハイにもっていこうと読みました。お題が「生命」であるが本質的に捉えようとする考え方に賛同です。部分的思考に陥らないというところなんて、組織論にも当てはまるんじゃないかな。常に動的状態なんです。

  • TakaUP48 さん

    生命と何か?動的平衡(絶え間ない流れの中で、常に合成と分解がバランスを取っている)にある流れをさす。我々の体は、エントロピー増大の法則(物事は乱雑になる方向や、秩序状態から無秩序の状態に進む)に抵抗して活動し、常にリニューアルされているが老廃物などが蓄積する、それが老化。細胞などは1年前とほぼ入れ替わっていて別人なのに、記憶は何故消えないのか?記憶は物質ではなく、ある種の「状態」(回路網)を表すという。ビックリだが「?」が連発。最後に、筆者の「フェルメール」熱が昆虫愛同様あるいは以上に放射されていた。

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福岡伸一

1959年生、生物学者。京都大学卒。ハーバード大学医学部博士研究員、京都大学助教授を経て、青山学院大学教授

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