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新版 動的平衡 3 チャンスは準備された心にのみ降り立つ 小学館新書

Shinichi Fukuoka

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784098254446
ISBN 10 : 4098254441
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2023
Japan

Content Description

「『動的平衡』の生命論と『理想の組織』の共通点とは」「フェルメールの絵画とストラディヴァリのヴァイオリン、この2つが持っているものとは何か」「親世代の記憶は子ども世代に遺伝するか」など、さまざまなトピックから、生命の不思議に誘うベストセラー第三弾を新書化。さらに、新型コロナウイルスについての新章を追加。組織論や芸術論にまで縦横無尽に話が展開する「福岡ハカセの生命理論」をぜひご堪能ください。

目次 : 動的平衡組織論/ 水について考える/ 老化とは何か/ 科学者は、なぜ捏造するのか/ 記憶の設計図/ 遺伝子をつかまえて/ 「がんと生きる」を考える/ 動的平衡芸術論/ チャンスは準備された心にのみ降り立つ/ 微生物の狩人/ 動的平衡からコロナウイルス禍を捉え直す

【著者紹介】
福岡伸一 : 1959年、東京都生まれ。京都大学卒業後、ハーバード大学医学部博士研究員、京都大学助教授などを経て、青山学院大学教授・ロックフェラー大学客員教授。研究に取り組む一方、「生命とは何か」について解説した書籍や、絵画についての解説書、エッセイなどを発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おせきはん

    生命、芸術に限らず、何事も絶妙なバランス(動的平衡)のもとで成り立っている奥の深いものだと改めて感じました。物事を突き詰めることの面白さも伝わってきました。

  • 二戸・カルピンチョ

    福岡さんの本を読む方の中には生命科学を研究していない方を多く含むと思うのだが、そういう読者に宛てて伝えたいことをどんな風に選別しているのかな。人類が生命としてどんな道をたどろうとも、その訳を知ることがなかったとしても、だな。

  • 活字スキー

    現在開催中の大阪・関西万博にて、シグネチャーパビリオンのひとつを担当している福岡伸一先生の「動的平衡」という概念を知るシリーズ3弾。1、2を読んだのがいつだったかは忘れたが、長らく積みっぱなしだったのを思い出して本棚から取る。物事の成り立ちを改めて問うという意味ではまさに理系なのだけれど、帯にデカデカと「生命理論で解く」と書かれている割に、フェルメールやファーブルのことが大好きでロマンチストな福岡節は詩的で感覚的な印象の方が強い。ガチの科学書ではなく、科学系の思索や気づきを誘う読み物。

  • 九曜紋

    この「動的平衡」シリーズも3作目まで読んできて、つくづく著者の才能に驚かされる。「動的平衡」という一つの概念をベースに縦横無尽にイメージを膨らませ、これだけ質の高い文章を書けるとは。福岡伸一という人は優れた科学者・研究者であると同時に、優れたエッセイストでもある。生粋の文系頭脳の私にもなんら苦痛を感じさせることなく、理系、特に生命科学の最先端の地平を説明してみせるその知力と筆力はまことに見事である。時間が許すのであれば、30年ほど前に読み耽ったライアル・ワトソンの著作を今一度読み返してみたいものだ。

  • Nobu A

    福岡ハカセ著書9冊目。生涯のテーマでもある「動的平衡」の最新刊。沈潜させる筆致は変わらず。同時に専門領域だけでなく美術等にも造詣が深い著者から学ぶ体勢に入る。冒頭の「教養」と「物知り」の差異の考察から秀逸。小保方靖子のSTAP細胞騒動問題やコロナウイルス禍にまで及び、切れ味鋭い省察は他の人とは目の付け所が違う。他方、組織論や美術論にまで応用を試みる「動的平衡」は限界気味。「過剰と彫琢」と言葉巧みに論考を張る一方で「適合」ではダメなのと思ってしまう。先が見え始めたような気がするが、この先の展開にも期待。

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