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書物奉行、江戸を奔る! 新井白石の秘文書 朝日文庫

福原俊彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022647832
ISBN 10 : 4022647833
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2015
Japan

Content Description

旗本の篠山辰之丞は、江戸城に所蔵される幕府の機密や重要な記録が書かれた書物の管理を行う書物奉行に任じられた。だがそれは表向きの役目で、剣の腕を買われ、田沼意次の密偵として働くことになる。着任早々、辰之丞は何者かが貴重な書物を盗むところを目撃するが…。書物を愛する若き旗本の青春活劇!

【著者紹介】
福原俊彦 : 1977年東京都生まれ。榎本秋の筆名で歴史解説書や新書、評論を手がけ、2014年には福原俊彦の筆名で初の時代小説『裏門切手番頭秘抄(一)青雲ノ閃』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 酔拳2

    裏表紙に田沼意次の名前があったので手に取る。田沼意次好きなんですよ。賄賂政治だとか、身分が低いとか言われるけど、何より結果出してるんだからいいじゃん、と。何より江戸の人も暮らしやすかったんじゃないかなあ、と想像。で、この本なんだけど、田沼意次の密偵として書物奉行となった辰ノ丞。そんな地味なお役目と思いきや、敵が書物を盗もうとする。これがまた徳川の歴史をつく返しかねないもので、一橋治済の手が及ぶ。ただの江戸もの時代劇と思うなかれ、エンタメ、歴史観、なかなかです!

  • 瀧ながれ

    江戸城に所蔵される書物の管理を行う「書物奉行」に任ぜられた旗本の主人公が、何者かが狙う新井白石の隠し文書の真相を探る。…「新井白石の『西洋紀聞』」に聞き覚えがあって、うっかりそれに気をとられてしまった。新井白石をもっと語ってほしかったー、という妙な読後感、ごめんなさい。ええと、学者ばかなところがある主人公の、素直でまっすぐで、しばらく黙れバカ!な感じに好感が持てます。続編が出るとしたら、何(誰)の文書に挑むのかな、楽しみだな。

  • onasu

    時代小説に必要なものは、一に好漢たる主人公、二に強力な敵役、三におもしろい筋立て、加えて魅力的なヒロイン、主人公の仲間、とは解説の上田秀人氏。流石は作家さんだ。  本作はと言えば、田沼意次が若年寄の折、剣もたつが、剣よりも知識欲が旺盛な素直な若者を書物奉行に抜擢し、政敵が幕府書庫内から盗もうとする書物をつきとめさせる。  先の項目を用いるなら、ヒロインが弱いか。新井白石と田沼家とか設定はおもしろく、半日で読んだが、主人公の性格、歴史事項と詰め込んだはいいが、こなれていない。シリーズのようだが、続編は…。

  • じお

    ★★★☆☆ 書物奉行に任命された若き旗本辰之丞、着任早々書物を狙った賊を捕えようと江戸を奔走する時代小説。中々の快作でした。まず主人公が年若く真っ直ぐな好漢で剣腕も優れているのに本好きな学者肌というキャラが中々面白い、また精神面ではスーパーヒーロー型ではなく父親にコンプレックスがあったりと成長の余地を残してるところも好みです。書物奉行という職業を生かしたストーリーも引き付けられるものがあります、ツンデレヒロインに、師匠であり宿敵になりそうな剣豪に悪友と、時代小説の醍醐味が詰まった読みやすいお勧めの一冊。

  • 蕭白

    生真面目な感じの主人公が良かったです。お豊さんとの今後のことを思うと微笑ましくなりました。副題の秘文書についてはもう少し秘文書らしい設定の方が興味をそそられた気がします。

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