Product Details
ISBN 10 : 4334977642
Content Description
東京・三鷹で起きた高3女子刺殺事件は、ストーカー犯罪が深刻であることを改めて認識させられた衝撃的な事件であった。
ストーカー被害の訴えは、昨年過去最高の2万件になり、前年より約4割も増加した。
著者は「ストーカー独特の病理であり、単純に悪者と切り捨て、刑罰を科すだけでは根本的な問題は解決しない」との立場から、批判を覚悟の上で「犯罪加害者」の治療に力を注ぎ、世の中にその必要性を訴える今注目の精神科医。本書では、その病理の特徴を「うらみの中毒症状」ととらえ、初めて「ストーカー脳」の異常な構造にも言及する。
他にも、加害者、被害者との面談での生々しいやり取りや、あの野口英世が最悪のストーカーだった事例など興味深いエピソードも満載。
【著者紹介】
福井裕輝 : 精神科医、医学博士。1969年、アメリカ、インディアナ州生まれ。1992年、京都大学工学部卒業後、同医学部に入学、1999年に卒業し、京都大学医学部附属病院の研修医となる。2000年、福井県小浜市の公立小浜病院勤務。2003年、法務省京都医療少年院に勤務。2007年、厚生労働省国立精神・神経センター(現・国立精神・神経医療研究センター)精神保健研究所に勤務。2010年、性障害専門医療センターを設立し、性犯罪歴のある人や、ストーカー行為を繰り返す人の診療にあたる傍ら、司法精神科医として、犯罪者たちの精神鑑定を行っている。NPO法人性犯罪加害者の処遇制度を考える会の代表理事、一般社団法人男女問題解決支援センターの代表理事。その他、京都大学医学部精神科非常勤講師、内閣府性犯罪被害者支援に関する検討委員会の委員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
Takanori Murai
読了日:2020/05/01
澤水月
読了日:2023/07/05
かめぴ
読了日:2016/12/01
ybhkr
読了日:2015/03/31
理慧(みさえ)☆理月(みーな)
読了日:2014/05/14
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

