特攻の真意 大西瀧治郎 和平へのメッセージ

神立尚紀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163743806
ISBN 10 : 4163743804
フォーマット
出版社
発行年月
2011年08月
日本
追加情報
:
20cm,395p 図版16p

内容詳細

特攻隊員が聞かされた大西長官の「特攻の真意」とは。遺書や証言から浮かび上がる「特攻の生みの親」の衝撃の胸中とは…。終戦直後、壮烈な自決を遂げた大西をよく知る2人の目を通して、その事実が明らかになる。

【著者紹介】
神立尚紀 : 写真家・ノンフィクション作家。1963(昭和38)年、大阪府生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒。1986年より講談社「フライデー」専属カメラマンを務め、主に事件、政治、経済、スポーツ等の取材報道に従事。1995(平成7)年、元零戦搭乗員の取材を開始する。1997年からフリーランスに。公益社団法人日本写真家協会(JPS)会員。東京工芸大学非常勤講師。NPO法人「零戦の会」理事。2011年NHK連続テレビ小説「おひさま」軍事指導を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 兵衛介 さん

    仮に事実とすれば、特攻を積極的に推進して評判の悪い201空幹部の人たちも実は大西の真意に沿って動いていたということか。確かに辻褄は合う。しかし大西らの期待とは裏腹に、天皇は「よくやった」早期終戦はならなかった。

  • アンゴ さん

    生き残った命令者達に都合の良い感動的逸話から距離を置き、命じた側の論理で歪曲される「正史」ではなく、当時の副官や特攻隊員関係者の証言を柱とし、客観的事実の積み上げで神風特攻隊の誕生の真意を掘り起こす。感情的でも押し付けでもなく既存のレッテルに左右されないで淡々と迫っていく著者の理性的な筆致は、私にはとても好ましく感じられる。とかくこの戦争に関して簡単に批判をしがちだが、その場に居合わせず自身に置きかえて考える事が出来ない後世の者が安易に評価することを戒められる。戦後隠れた命令者達もずっと苦しんだ事と想う

  • takao さん

    フィリピンを最後の戦場にし、天皇陛下に戦争終結の御聖断を仰ぎ、講和を結ぶための最後の手段。

  • かなく さん

    特攻作戦以降の大西瀧次郎について、本当によくまとめられている。 後半の慰霊関係は、本来戦後世代がやらなくてはならいことだと感じた。

  • そうまさと さん

    特攻に関わった人に取材して書かれた本。伝聞ではない真実がある。

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人物・団体紹介

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神立尚紀

1963年、大阪府生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、講談社「フライデー」専属カメラマンを務め、主に事件、政治、経済、スポーツ、災害などの取材報道に従事。1995年、戦後五十年を機に戦争体験者の取材を始め、以後、インタビューした旧軍人、遺族は五百人を超える。1997年よりフリー。NHK朝ドラ『お

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