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怪談番外地 蠱毒の坩堝 (仮)竹書房怪談文庫

神沼三平太

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801938151
ISBN 10 : 4801938159
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

数多の怪異の中でもとくに闇深い話を取材してくる3人が危険な恐怖を持ち寄った怪談集。荷物で塞がれた使用禁止の階段。中央に供えられたコロッケは…「奥階段」、離島のガマで頭蓋骨を踏んでしまった男の末路…「しゃれこうべ」、嫁ぎ先の奇妙な仏壇。一族の恥さらしを祀っているというが…「恥さらしの仏壇」、部屋に井戸のある家の葬式。母は誰とも口をきいてはならぬと…「部屋中の井戸」、公園に一夜にして現れた不気味な木。だが周囲は異変に気づかず…「冥途」、水詰まりの修理に訪れた文化住宅。猫砂まみれの部屋にいたのは…「畜生部屋」他、様々な因果が練り込まれた地獄の28話収録!

目次 : 棗/ 渋滞/ シチューのお婆さん/ もずく/ 街道沿いの廃アパート/ サーペント・ハンドラー/ 昆虫採集/ 風信子/ 伝言/ 次/ 人型二題/ 冷猫/ ルート/ 血の海/ ハート/ たまごゆうれい/ 未成/ 三三三/ お供えの空き地/ 盆の客/ 見せないでください/ 奥階段/ しゃれこうべ/ 恥さらしの仏壇/ 鍵/ 部屋中の井戸/ 冥途/ 畜生部屋

【著者紹介】
神沼三平太 : 神奈川県茅ヶ崎市出身。大学や専門学校で非常勤講師として教鞭を取る一方で、全国津々浦々での怪異体験を幅広く蒐集する

若本衣織 : 第2回『幽』怪談実話コンテストで「蜃気楼賞」に入選。近年は様々な怪談会に顔を出しながら、自身が集めた怪談語りを行っている。趣味は廃墟巡り。2023年初の単著『忌狩怪談 闇路』を発表

蛙坂須美 : Webを中心に取材した怪談を発表し続け、共著作『瞬殺怪談 鬼幽』でデビュー。国内外の文学に精通し、文芸誌への寄稿など枠にとらわれない活動を展開している。2023年、初単著となる『怪談六道 ねむり地獄』を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 眠る山猫屋

    いい感じにえげつない。これは褒め言葉なんですが。神沼さんの救いの無い怪異に新人二人も負けていない。手がいっぱい生えている赤い女が渋滞を引き起こしていた話なんて、冒頭から手加減がない。

  • あたびー

    いつもの事ながら、怖い怖い、嫌な嫌な、特別嫌な(もちろんのことながら褒めている)話を読ませてくださる。どれも嫌な話だったけど、特に嫌だったのをご紹介。久々に実家に帰った女性。部屋は妹に取られていたので仏間で寝ることに。夜半、仏壇からベヘリットのようなものが溢れ出し…で、この後がもっと嫌なの!

  • 高宮朱雀

    どれも後味が悪い話だった事に間違いはないが、不思議とどの話も全く記憶に残っていないという現状…。心霊体験をしたのに、肝心な部分が思い出せないという人の話を良く聞くが、以前なら疑って掛かっていた。流石にこの頃はそういうケースが増えて来て、ようやく腑に落ちるようになった。深層心理で危険回避してるのかも。 奇縁は廻ると思うので、今日もどこかで収録された話の次の段階が動いているのかも知れない。そう思うとゾッとする。

  • ふるい

    "怪談界の武闘派3人が恐怖で殴り合う無法地帯"←かっこいい。後を引く厭怪談がたくさん読めて大満足。怪談本を読む度に思うことだが、今現在もとんでもない怪異に見舞われている人が同じ世界に暮らしているのかと思うと、途方もない気持ちになる。特に好きなのは「三三三」「お供えの空き地」「奥階段」あたり。

  • eyemu

    今どきの本は本当に早く出るんだな。 …と、あとがきを読んで染み染みと感じました。

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