障害を持つ息子へ 息子よ。そのままで、いい。

神戸金史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784893088710
ISBN 10 : 4893088718
フォーマット
出版社
発行年月
2016年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
143p;19

内容詳細

「障害者なんていなくなればいい」―犯人はそう言った。2016年7月、日本中に衝撃が走った相模原殺傷事件。過熱する報道、増幅する厭悪の中、ある父親の詩が人々の心を打った―。『NEWS23』などで瞬く間に広がった詩とその背景にあった自閉症の息子と家族の物語。

【著者紹介】
神戸金史 : 1967年群馬県生まれ。91年毎日新聞入社。長崎支局で雲仙・普賢岳大火砕流に遭遇し、災害取材に専従。99年からRKB毎日放送との記者交換制度により、2年間放送記者に。ドキュメンター『攻防 蜂の巣城―巨大公共事業との闘い4660日』を制作、放送文化基金賞で入賞。05年RKB毎日放送に転職。ドキュメンタリー『うちの子 自閉症という障害を持って』で新聞連載を映像化し、JNNネットワーク大賞を受賞。報道部長、テレビ制作部長などを経て16年から東京報道部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 鈴 さん

    相模原殺傷事件があった後の著者の詩を読んだときには、とても共感できた。でも正直に言うならば、仕事が忙しくほとんど息子に向き合えていないお父さん(著者)よりも、お母さんのほうがもっともっと辛い思いをしてきていたはずで、だからこそ奥様の手記は説得力があった。うちにも障害を持つ息子がいるが、普通に我が子は可愛く思えるし、子供の笑顔に癒される。でも息子が障害者なんだな、普通じゃないんだなと思うのは、一歩外に出て他人の視線を感じるときだ。普通って何なんだろうな。

  • ナミのママ さん

    【一万円選書】にて届いた一冊。

  • 田仲 さん

    障害のある方や、性的少数派など、自分と異なる人間たちを、勝手に「社会の重荷」と表現できる人がいるという事実に、ただただ傷つく。仮に重荷なのであれば、一緒に持ってあげれば軽くなるよ〜って笑顔で語ったら、唾を顔にかけられてしまうのかな。私は難しいことはわからないけれど、「あなたの大切な人がそうなっても、今と同じことが言えますか?」と、自問自答する。みんながみんな同じ感覚にはならないだろうけど、どうか、無駄に他人を攻撃しない社会であってほしい。そのために、月曜からまた仕事がんばらないとな。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    障害者の施設で絵本の読み聞かせをしていますが、いかに彼らを理解するか、どの様に受け入れるか、大変さをひしひしと感じます。家庭もいろんな問題を抱えているのでしょうね。でも、この本は救いの図書だと思います。

  • Mao さん

    お母さんの言葉「(障害のある息子が)生まれてきた意味があるのか、社会の役に立つ人間なのかと自問自答することはなくなりました。 私自身、同じことを問われれば答えに詰まることに気付いたからです。何を思い上がっていたのだろうと。」 深く同感。涙と共に。

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