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カーテンコールはきみと 偕成社ノベルフリーク

神戸遙真

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784036492305
ISBN 10 : 4036492306
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

中学一年の律希は、あこがれの演劇部に入部しようとしたところ顧問から衝撃的な言葉をきいてしまう。「演劇部、なくなるんじゃないかな?」おちこむ律希の前にあらわれたのは、同じく入部希望の夏帆だった。律希と夏帆は、廃部寸前の演劇部を立てなおすためふたりだけで、公演をおこなうことに!あらたな青春部活シリーズ開幕!小学校高学年から。

【著者紹介】
神戸遙真 : 千葉県生まれ。著書に『笹森くんのスカート』(児童福祉文化賞)、「恋ポテ」シリーズ(日本児童文芸家協会賞・以上講談社)などがある

井田千秋 : イラストレーター。書籍の挿絵、装画などで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まる子

    中学校の演劇部に憧れて入部希望だった律希。入学したらまさかの廃部寸前⁉️そこに現れた救世主?の夏帆。一年生2人でできる演目は「幸福の王子」。演劇を通して自分ではない誰かを演じる、色々な習い事をやめた自分にできるんだろうか?この公演で部員が増えて、様々な考えや思いが芽生えた律希。カーテンコールをみんなと一緒に!今の学校に演劇部があり、その流れで主人公を応援していた。『ぼくのまつり縫い』の神戸さんの青春部活シリーズが新たに✨今後のシリーズにもよるけれど、主人公は中学生だけど、小高学年でも読めそう。

  • うー

    小学生の頃に偶然見かけた、目を見張るような演技にすっかり魅了され、中学入学後憧れの演劇部に向うがそこは廃部寸前だった。何をやっても中途半端で自分に自信がない律希が同級生カホと自分を見つめ返しながら少しずつ成長していく過程が良い。一緒に舞台に立ち、演じたような充実感と清々しさの読後感✨️

  • ほんわか・かめ

    とても気持ちの良い読書だった。自分にいまいち自身の持てない主人公。だけど、うじうじ悩まずちゃんと行動に移せるところが素晴らしい。他の子たちも、自分の思ったことをきちんと言葉にできて、友を頼ったり友の助けとなったり。友達っていいな、部活っていいな、と素直に思える。本番前日にみんなで「行こう、ブレーメンへ!」と言い合うシーンには胸が熱くなった。高学年〜

  • 白雪ちょこ

    読みやすく、そして爽やかさも残る、とても素敵な話だった。 私自身も、高校の時演劇部だったので、懐かしさもあって良かった。 何をやってもうまくできないと、自信のない主人公と、子供の時に劇団経験のあるカホちゃん。 いろんなタイプの子達が、廃部寸前だった演劇部を立ち上げる、青春となっている。 声出しや、役柄の掴みどころなど、演劇にとっては難しい場面や、舞台に立った時の爽快感、そして何とも言えない迫力。 舞台が無事に終わった時の達成感など、まるでその場にいるような感じもあって、良い。 最新巻も気になる。

  • 雪丸 風人

    読者の可能性を広げてくれる一冊ですね。主人公は中学生になったばかりの少女。憧れの演劇部が廃部寸前と知った彼女が、頼れる相棒と出会い、二人で果敢に動いたことで、事態が思わぬ方向に動いていきます。名コンビの活躍に珍客の場面、笑った!そして、演じる役のセリフが主人公の心情とシンクロする場面は胸アツだったな〜。この本で演劇に関心を持つ子が確実に増えそうですよ。そこのアナタ、演劇とは他人を演じることだと思ってませんか?もしそうなら、この本の主人公のひらめきには、ぜひ注目してください。(対象年齢は11歳以上かな?)

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