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オンライン・フレンズ@ユナ

神戸遙真

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065353141
ISBN 10 : 4065353149
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

両サイドから描く、オンラインで生まれた中学生2人の友情、どちらからでも読める!
「恋ポテ」シリーズで日本児童文芸家協会賞、『笹森くんのスカート』で児童福祉文化賞受賞、神戸遥真氏最新作!                    
人気イラストレーターカシワイ氏によるツインイラストのカバーで同時刊行。


「オンラインの”友だち”とビデオ通話なんて、はやまったかも。」

「”友だち”なんてものややっぱりあやふやで、すぐに形を変える。友だちだったはずの彼女ともこんなふうになるなんて、これっぽっちも想像していなかった」

学校で友だちとの関係に悩んでいる中二の「ユナ」。SNSで同じマンガが好きな中学生さくらと親しくなり、ビデオ通話をすることに。でも、とあるかんちがいからさくらに隠しごとをすることになって‥‥。
  


プロローグ

1 オンラインではじめまして

2 何が大事かはみんなちがう
 
3 おれだってやってみたい

4 嘘のままで、おわらせよう

5 友だちだって思ってたから

6 本当のきみに、会いに行く

7 自分らしくいられるように

エピローグ

【著者紹介】
神戸遥真 : 千葉県生まれ。第5回集英社みらい文庫大賞優秀賞受賞。『恋とポテトと夏休み』などの「恋ポテ」シリーズで第45回日本児童文芸家協会賞受賞、『笹森くんのスカート』で令和5年度児童福祉文化賞受賞。また、第21回千葉市芸術文化新人賞奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    YA。男子合唱部声変わり。友だち関係▽オタトモだと楽しくしゃべっていた女子に告白され拒絶したら部活の仲間に睨まれた八十島由那(やそじまゆな)は何となく居心地が悪い。歌うことは好きだけど「友だち」関係に裏切られた気持ちで落ち込んでいた。学校とは無関係なSNSで知り合ったさくらは、ゆなのことを女子と勘違いして親しくしてくれる。騙しているようで気が咎めるけれど、さくらの影響で一歩踏み出す気持ちが持てた▽男子女子じゃなくて趣味で繋がれる仲間っていいよね。SNSのよいところを描いた物語。良本。2024.8刊

  • まる子

    中学生のユナは女子に告白された。自分は今まで友達だと思っていて、どうしたらいいのだろう…。さらに声変わりがまだだから、女の子のようなユナ。SNSで知り合ったさくらとは同じマンガがが好きで意気投合!そしてオンライン通話をする事になったのだけど、この声がきっかけで女の子だと思われたようだ。男子だと言うきっかけを失ったまま、リアルに会うことに。ちょっとの誤解のままの自分をユナはどう思うだろうか。「@さくら」編とどちらから読んでもOK👌

  • 雪丸 風人

    夢中指数100%!コレ、絶対子どもが好きなやつでしょう♪主人公は私立中学の二年生。小学校からの同志や部活の女子との友だち関係に思い悩んだ彼が、趣味つながりのネッ友と交流を重ねるなかで、リアルでも活かせる価値観を手にしていきます。オンラインのやり取りが、いつしかお互いを高め合うものに発展していく流れにうっとりしましたよ。そして、誤解や秘密の行方にはハラハラ。さらには急展開で酸欠に!楽しさ溢れる一冊ですが、友だち関係の複雑さには真実味がありましたよ。@さくらパートも楽しみ過ぎる。(対象年齢は11歳以上かな?)

  • joyjoy

    ユナの一人称「おれ」が気になった。自分をどう呼ぶかって、そこに少なからず自分が表れる気がする。相手によって使い分けたりもするし。顧問の先生に対して「おれ」を使えるのは、先生との関係が多少くだけたものだからなのか、ユナの幼さの故か、それとも「おれ」にこだわりを持っているからなのか、はたまた今どきの中学生は先生に対しても「おれ」でOKなのか。ユナの呼び方を自然に変えた河井さんは好ましかった。オンラインではまたリアルとはちがう呼称の難しさもあるな。いろんな名があり、いろんな名で呼ばれる、それでも僕は僕、私は私。

  • toshi

    面白かったんだけど、ちょっと違和感が・・・。 主人公は普段自分のことを「おれ」と言ってるから、はじめてさくらとビデオチャットで話したときも、勘違いさせようという意思が無ければきっと「おれ」と言ったはず。 何度目かの時、「おれ」と言いかけて「自分」と言い直す場面が有るけれど、この時は女性だと勘違いさせたままにしておこうと言う意図が有ったと思われても仕方ない。 「自分」というのも女子中学生が一人称で使うのはかなり不自然。 ここの部分は物語のキモになる部分だから、もうちょっと考えて自然な形にして欲しかった。

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