ぼくのまつり縫い 手芸男子は好きっていえない 偕成社ノベルフリーク

神戸遙真

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784036491209
ISBN 10 : 4036491202
フォーマット
出版社
発行年月
2019年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
166p;19

内容詳細

ケガでサッカー部を休んでいた針宮優人は、クラスメイトの糸井さんによって、被服部の助っ人にされてしまう。サッカー仲間のカイトにはかくしたまま被服部に通ううちに、優人は、手芸が大好きなのに、一方でそれをはずかしいと思う自分の気持ちにむきあっていく。ほんとうに好きなことに正直になりたい手芸男子ストーリー!小学校高学年から。

【著者紹介】
神戸遥真 : 千葉県生まれ。第5回集英社みらい文庫大賞優秀賞受賞

井田千秋 : イラストレーター。書籍の挿絵、装画などで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ベーグルグル (感想、本登録のみ) さん

    とても良かったです。好きな事が出来ない、それを伝える事も出来ないって苦しかっただろうなぁ。男の子だから「サッカー」でなくたってもいい。好きな事を好きって言える環境、人と違っていてもそれを受け止めてくれる環境があるのは本当に大切。ジェンダーに触れられている事もとても印象的でした。#NetGalleyJP

  • たまきら さん

    不思議だよね…ファッションの世界なんて男性デザイナーばかりなのに、子どもの頃はいじめられたりするんだもの。お父さんに勧められ、ちょっと無理してサッカー部に入ったものの縫物が好き、が止められない主人公に寄り添いながら、こういう窮屈な思いをしている子がたくさんいるんだろうな、と思いました。ピンクのランドセルが欲しかった男の子が周囲に2人いました。1人はお母さんが強制的に黒を購入。もう1人は茶色をベースにしたランドセル。六年生になった今、2人は「これでよかった」と言っているけれど、どういう気持ちだったのかな。

  • 白雪ちょこ さん

    暖かく、しかし胸に刺さるようなそんな素敵なお話だった。 男の子だけど、ピンク色やフリル、可愛いものが大好きで、趣味は手芸といった主人公。 だが、それ故にトラウマとなり、思春期真っ盛りのこの年頃は人の目やらしさを気にするもの。 そんな学生独特の、難しい気持ちの表現などもうまく描かれていた。 そして、主人公の周りの友達や先輩達がめちゃくちゃ優しい。 家族も前向きで、主人公は本当に人に恵まれている環境だと思う。 これからも、彼は自分の「好き」を信じて、青春を謳歌してほしいと思う。続編も期待。

  • ケ・セラ・セラ さん

    自分に正直であるのは厳しいこともあるけれど、ウソをついて過ごすのは苦しい。好きなものを好きっていって何が悪い?そう思いつつも隠しているモヤモヤ。また傷つきやしないかと心配したけれど、いい仲間、いい友だちに出会えて良かった。今はアイドルがレディースの服着てたりピンクも可愛いグッズもカッコいい雰囲気になってきたけれど、それでもこのくらいの年齢だと実際にはまだまだ難しいかなぁ。気持ちのいい作品。シリーズがあるようなので読みたい。

  • アイシャ さん

    イラストレーターの井田千秋さんの絵がすごく可愛い作品。ツイッターでたびたび紹介されていた。小さなころからお裁縫が大好きな針宮優人。男の子だからと本当はピンク色が好きなことも、針仕事が好きなことも秘密に。中学では友達に誘われてサッカー部に入ったけれど怪我をしてしまう。そんな優人が被服部に入って文化祭のファッションショーで自作の洋服を着てウォーキングするまで。好きなことを好きだと言えない環境って辛いと思う。せっかく才能もあるのにそれを隠すなんて。若いうちに自分の好きなことを見つけられた人は本当に羨ましい。

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神戸遙真

第22回電撃小説大賞への応募をきっかけに、2017年『スピンガール!』(メディアワークス文庫)にてデビュー。『恋ポテ』シリーズ(講談社)で第45回「日本児童文芸家協会賞」、第21回千葉市芸術文化新人賞奨励賞、『笹森くんのスカート』(講談社)で令和5年度「児童福祉文化賞」受賞。児童書、YA、ライト文芸

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