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吉備高原の神と人 村里の祭礼風土記

神崎宣武

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784121007131
ISBN 10 : 4121007131
Format
Books
Publisher
Release Date
December/1983
Japan

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Book Meter Reviews

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  • ワッピー

    20年未満の積み本。著者は宮本常一に師事し、司馬遼太郎に勧められて本書を執筆したとのこと。著者の故郷である美星町を中心に産業、そして受け継がれてきた祭のなかでもとりわけ祭礼の構造、神事の分担方法や『備中神楽』として知られる太古の神の物語を描写。天地開闢以来、神と人との関わりには長い伝統があるといえど、産業変化や住環境、人口動態から生活も変わらざるを得ない以上、祭礼もまた変わっているのでしょう。動画サイトに『備中神楽』の演目が幾つも収録されていたので、残してくれた方々に感謝しつつ当時の雰囲気を偲びました。

  • うえ

    「婚礼や葬儀はあくまでも私的なもので、周囲からの援助はあまり期待できない。ところが、祭りであれば公的で、しかも神々を迎えるという大義名分がある。当番が当たって、それを辞退したり役が十分果たせなかったならば、その家はもちろん親族すべての恥となる」「祭りの当日…黒忠の宇佐八幡の場合、すでに当番清めのときに用意されている神床の神籬や当番神体弊、神輿弊などに神主の祝詞と呪文をもって神霊を勧請する…神楽社中が舞うのであるが、ふつう当番舞といえば、導き舞を伴う猿田彦舞と恵比須舞、大黒舞の三つの舞に決まっている」

  • はにゅ

    筆者は岡山県のとある地方で神主をしていて、その視点から地元の祭礼を記録に残しているのです。祭りの謂われや様式の説明も貴重なのですけど、師・宮本常一仕込みの語りも魅力です。

  • 西東京のハリソンフォード

    岡山県井原市美星町付近の高原地帯に関する温かい民俗誌です。 特に村の氏神、小さな集落の荒神、親戚数世帯の株神、家の屋敷神、という4種類の地域の単位ごとの神様とまつりが受け継がれていた(いる)状況が興味深かった。 この本から岡山県の神楽と荒神に興味を持った。

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