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近代日本演劇の記憶と文化 4 交差する歌舞伎と新劇

神山彰

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784864050906
ISBN 10 : 4864050902
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
神山彰 ,  

Content Description

歌舞伎と新劇は、今では漠然と対立的に捉えられているが、実際には明治期以来、横断的な人的交流があり、相互に影響・補完しあう関係にあった。さらに新派や前進座、アングラなどもふくめた、近代演劇の複合的な展開を多角的に考察する。彼らが追い求めた理想の演劇とは―。

目次 : 1 総論(横断的に見る歌舞伎と新劇)/ 2 歌舞伎と新劇の複合(演劇改良運動と川上音二郎の新演劇―『江戸城明渡』という問題領域/ 黙阿弥と新歌舞伎のあいだ―「狭間」の作者たち ほか)/ 3 共有領域と中間領域(花柳章太郎の新劇座―新しい“現代の大衆劇”を求めて/ 小山内薫と晩年の偉人劇―『森有礼』『戦艦三笠』『ムッソリニ』 ほか)/ 4 演技と劇作と(演技術から見る歌舞伎と新劇/ 表情をめぐる冒険―明治時代末期、新旧俳優の挑戦と挫折 ほか)/ 5 戦後の転換点(昭和三十年代の新劇と歌舞伎の間―個人的回想/ 新劇・アングラから見る歌舞伎―一九七〇年前後を中心に)

【著者紹介】
神山彰 : 明治大学文学部教授。専攻=近代日本演劇(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • rbyawa

    i080、歌舞伎と新劇はお互いがお互いを否定し合って来たらしいということが語られているものの、まあ、よく考えてみたら否定されるだけの関係はあったということかな。ところで私、「新派」と「新劇」が違うことを認識しておらず…あれですね、川上音二郎の系譜が新派で歌舞伎との関係から始まった自由劇場の系譜が新劇ってことでいいのかな。新派から出て新劇初期を目論見、新劇との融合を目指した「新劇座」や、どうも系譜がない「新国劇」など、ううん、ややこしい。正直なところ全体的な知名度がないのもいきなりこれだけ難しいからかなぁ。

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