銀糸は仇花を抱く 幻冬舎ルチル文庫

神奈木智

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344820326
ISBN 10 : 4344820320
フォーマット
出版社
発行年月
2010年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
218p;15

内容詳細

佳雨は色街屈指の大見世『翠雨楼』の売れっ子男花魁。恋人・百目鬼久弥との逢瀬を心の支えに裏看板として人気を誇っていた。だが百目鬼の見合い話の噂を聞いて動揺し上客の不興を買ってしまう。恋に惑う佳雨を心配した楼主は百目鬼を出入り禁止にする。一方、百目鬼が行方を探している骨董が、佳雨を水揚げした鍋島の手元にあることがわかり―。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • りんご☆ さん

    読了

  • 嵩実 さん

    シリーズ4作目。4品目となる曰く付き骨董品の行方よりも断然気になるのは二人の今後。今回は若旦那の見合い話が巻き起こり、動揺して評判を落としてしまう佳雨が痛々しかった。それでも自力で立て直し、以前より評判を上げてくる佳雨がカッコいい。男花魁なんてBLファンタジーと分かっていても、佳雨みたいな花魁だったら全然ありだよなー。そして今回も短編が良かった!梓と希里が佳雨を慕う気持ちが強くて、3人揃って身請けされるなんて展開はこのシリーズに限って絶対無いだろうし、その時を想像すると今から泣けてきます。

  • 智文 さん

    あとがきの通り幕間的な巻。それでも、佳雨が「待っていてください」と告げられるようになったことがどれだけ大きな価値を持つのか、シリーズファンなら感慨深いものがあるに違いない。それはそうと、嫉妬を飲みこみ、佳雨のその生き方まるごとを愛して待つと覚悟を決めている久弥視点での話を読んでみたい。そこにはきっと、佳雨が知らない久弥の苦悩の変遷があるんだろうな。運命が回りはじめるという今後がとても待ち遠しい。

  • さち さん

    今回は今までとは違って骨董を巡った血生臭い事件はなく、2人の内面的な描写が多く描かれていている。久弥のお見合いや年季が明ける年数を知った時の佳雨の脆さと久弥の嘘の無いまっすぐで真摯な愛情…。特に久弥の男前っぷりに今まで一番ジーンときた巻だったかも。愛し合うようになって1年、今じゃ1ヶ月会えないことですら死ぬほど辛い2人の未来はどんな結末を迎えるんだろう。本当に7年後なのかな…。2人はもちろんのこと蒼悟と梓も希里や銀花もそれぞれにとっての幸せな未来がきてほしい。銀花のSSが嬉しい。スピンもだしてほしいな!

  • 辺辺 さん

    仇花シリーズ第4弾。佳雨の強さと若旦那の男義がより一層際立ってきて、骨董品のミステリアスな展開と相まって、楽しめました。恋心は人を弱くもするし、強くもする、そんな揺れ心の描写が素敵でした。そして、希里ちゃんのまっすぐな言葉が心に響く。(この子の存在が段々と大きくなっていくんだね♪楽しみ)それにしても、佳雨の啖呵と若旦那の仕事ぶり、ナイスですね(拍手を送りたいわ)続きも楽しみでしかたがない。

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神奈木智

茨城県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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